AlbaLinkは12月1日、「家を買ったタイミングに関する意識調査」の結果を発表した。調査は11月8日~21日、家の購入経験がある500名(女性317名/男性183名)を対象にインターネットで行われた。

  • 家を購入したタイミング

    家を購入したタイミング

調査によると、家を購入した年齢は「26〜30歳」(32.8%)や「31〜35歳」(35.2%)という人が多く、その平均年齢は33.3歳。

そこで、家を購入したタイミングをうかがったところ、1位「妊娠・出産」、2位「子どもの入園・入学」、3位「結婚・婚約」と、ライフステージの変化をきっかけに購入する人が多いことが明らかに。

具体的には、「子育てするならアパートでは狭いと思った」「騒音が気になった」「子育てで実家のサポートを得たかったから、実家の近くに家を建てた」「園・学校に通いやすいように」「勉強部屋をつくるため」「若いうちにローンを組むほうがいい」といった声が寄せられた。

以下、4位「子どもが大きくなった」、5位「購入資金の目処がついた」、6位「いい物件を見つけた」、7位「賃貸の契約更新」と続いたほか、8位以下には「災害」「増税」「社宅からの退去」「年齢の節目(40歳など)」などが並んだ。

  • 家の購入を検討してから買うまでの期間

    家の購入を検討してから買うまでの期間

次に、検討を始めてから実際に購入するまでの期間を聞いたところ、「3ヶ月以内」(16.8%)、「3ヶ月~半年以内」(29.2%)、「半年〜1年」(33.2%)など、平均では12.45ヶ月という結果に。一方で、「2年かかった」「検討開始から購入まで10年くらい」など、購入までにかなり長い時間がかかった人も。

そこで、半年より長くかかった人に「時間がかかった理由」について教えてもらったところ、「物件が見つからなかった」が断トツの1位に。希望に合う家・土地が見つからず「新築も中古も探すようになった」「建売やマンションを探していたが、注文住宅に切り替えた」など、条件を変えた人も。また「注文住宅を建てるための土地が見つからなかった」という回答も目立った。

2番目に多かったのは「比較・検討に時間がかかった」で、特に、エリアやハウスメーカーを選ぶのに時間がかかった人が多いよう。続く3位には「頭金を貯めるのに時間がかかった」「ローンを組むのに苦労した」など、「資金面の問題」があがった。