歌舞伎俳優の中村吉右衛門さんが11月28日に死去したことが発表されたことを受け、1日、吉右衛門さんが主演を務めた時代劇『鬼平犯科帳』の編成担当だったフジテレビの遠藤龍之介副会長が、追悼のコメントを寄せた。
「吉右衛門さんには数々の作品でお世話になりましたが、1989年から28年間に渡りお世話になった『鬼平犯科帳』シリーズはフジテレビの時代劇の原点とも言うべき作品で最も印象に残っています。峻厳な“鬼の平蔵”と恐れられる反面、寛容で情け深い一面もあるという池波文学特有の難しい役柄を見事に演じ切ってくださいました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。」
なお、現時点で追悼番組などの編成に関しては未定となっている。