えちごトキめき鉄道は、455系・413系による「年越し夜行急行」を大みそかから元日にかけて運行すると発表した。あわせて大みそかから元日まで22時間弱にわたり、455系のボックス座席を占有できる「朝から朝まで455」コースも販売する。

  • えちごトキめき鉄道が455系・413系による「年越し夜行急行」を運行

今年初めて運行する「年越し夜行急行」は、12月31日の22時16分に直江津駅を発車し、妙高高原駅と市振駅でそれぞれ折り返し、元日の6時30分に直江津駅へ帰着する行程に。車内では、年末年始ならではのおせち(弁当)、夜食、乗車記念品を提供する。

出発日翌日分のホリデーツアーパスが付属するほか、下車後に使える上越妙高駅西口「釜ぶたの湯」の温泉チケットが付く。料金は、ボックスシート(1～2名利用)が1ボックス1万8,000円、ロングシート(4人掛け席を1名で利用)が1人1万円、ドア横の2人掛け席を1名で利用する学割シートが1人6,000円となっている。

「朝から朝まで455」コースは、12月31日の8時43分に直江津駅を発車する妙高高原行の快速列車から、直江津駅を22時16分に発車し、翌朝6時30分に直江津駅へ帰着する夜行急行まで、計8列車において455系のボックス席が占有できるコースに。直江津駅や糸魚川駅での折返し整備時間も車内に滞在できる。食事の時間に合わせ、朝食としておにぎり、昼食として釜飯・かに汁・デザート、おやつとしてスイーツセット＆ホットコーヒー、さらに夜食とおせちも車内で提供する。料金は1人2万4,800円。

「年越し夜行急行」「朝から朝まで455」コースともに、「えちごトキめき鉄道ネット予約」サイトにて予約を受け付ける。