キアヌ・リーブス主演の映画『マトリックス』シリーズ最新作『マトリックス レザレクションズ』(12月17日公開)の日本版インスパイアソングに、ロックバンド・MY FIRST STORYが描き下ろした新曲「PARADOX」が決定した。

MY FIRST STORY

『マトリックス』シリーズの大ファンであり、若者から絶大な人気を誇るMY FIRST STORY。新時代の未体験の世界を描く『マトリックス レザレクションズ』と、新時代の音楽シーンを駆け抜けていくMY FIRST STORYのコラボレーションが実現した。今回のために描き下ろされた新曲「PARADOX」は、『マトリックス』の世界観をイメージして制作されたアップテンポでパワフルな楽曲となっている。

本作のオファーを受けたときの印象を「とても光栄だった」と語るボーカルのHiroにとって『マトリックス』シリーズは、「洋画の代名詞であり、また青春時代の思い出として残っている」と、自身にとって思い出深い作品。楽曲を制作する上では、「例えば、じゃあネオだったらどう考えるのかとか、トリニティーだったらどう考えるのかとか、モーフィアスだったらどう考えるのかっていう視点で考えたり、全体像で物語を俯瞰的に見て制作しました」と、キャラクターや物語を意識したことを明かし、注目ポイントとしては、シリーズ作品のワードや言い回しなどを参考にした点をあげた。

そして、完成した楽曲「PARADOX」について、「今までの僕らの楽曲とはちょっと違った感じになっていると僕は思っているので、新しいMY FIRST STORYを楽しんでいただけたらなと思っています」と、マイファスの新たな一面を感じさせる楽曲となったと自信を見せる。「PARADOX」は、日本版インスパイアソングとして今後テレビCMなどで使用される。

いまだ、ベールに包まれている『マトリックス レザレクションズ』。約20年の時を経て描かれる“仮想世界”は一体、どんな世界なのか。

■MY FIRST STORY・Hiroコメント全文

日本版インスパイアソングのオファーを受けたときは、シンプルにすごくうれしくて、とても光栄でした。小さい頃から見ていた『マトリックス』シリーズに携われるというか、一緒に何かできるというのがすごく自分にとって光栄なことだなと思いました。
『マトリックス』は、僕にとってはやっぱり洋画の代名詞というか。日本でも知らない方がいらっしゃらないぐらい有名だと思うのですが、青春の思い出として残っています。初めて観たときは、アクロバティックで CG もすごくて、「なんかすごい映画があるな」という印象だったんですけど、改めて大人になって観てみるととても深くて。仮想空間なのか現実なのかという線引きだったり、ボーダーラインがちゃんと描かれていて、大人になって観るとより面白いなと思いました。
「PARADOX」を制作する上では、『マトリックス』の世界観にどこまで近づけているか分からないんですけど、僕の中ではストーリーがあって。例えばネオだったらどう考えるのかとか、トリニティーだったらどう考えるのかとか、モーフィアスだったらどう考えるのかという視点で考えたり、全体像で物語を俯瞰的に見て制作しました。歌詞を書くにあたっては、『マトリックス』シリーズを観直しました。ワードやセリフなど、歌詞が要所要所に散らばっていたりするので、そこに注目して見てもらえたらなと思います。今までの僕らの楽曲とはちょっと違った感じになっていると僕は思っているので、新しい MY FIRST STORY を楽しんでいただけたらなと思っています。
『マトリックス』は三部作で完結はしている中で、結構期間が空いて今回の新作が登場します。CG の技術や作品としての完成度がどんどん高くなっていると思うのですごく楽しみです。

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