“今読むべきビジネス書・実用書・教養書”を厳選し、要約してそのエッセンスを伝える「flier(フライヤー)」。最新のトレンドを学んだり、読みたい本を見つけたりするためのツールとして、学割プランユーザーを含めて累計88万人に活用されています。
この記事では「自分の強みが見つかる本3選」と題して、自分の強みを見つけ、磨き、自分に合った企業・仕事の内定を勝ち取るための味方になってくれる本を紹介します。気になったものがあれば、ぜひ書店で探してみてくださいね!
あなたはどのタイプ? 診断で簡単チェック
1冊目は、前回の記事でも紹介した『「向いてる仕事」を見つけよう』(トム・ラス著、児島修訳、ダイヤモンド社)です。
自己分析といっても、何から始めていいのかわからない――そんなあなたには、本書を読んで、自分の特性を知ることをおすすめします。
本書では、人を4つのタイプに分けます。「始める力」「意見する力」「教える力」「ビジョンを描く力」のうち、あなたはどの力に秀でているタイプでしょう? それぞれを簡単に表現すると、「判断や行動が速い人」「プロジェクトの問題点に気づける人」「人を育てる人」「チームをまとめる人」というニュアンスです。「自分の強みを見つけよう」と言われると難しいですが、「4つのタイプのうち、どれに当てはまる?」と聞かれると、なんとなく心当たりがあるのではないでしょうか。
本書の購入者特典として、指定されたウェブサイトで質問に答えていくと、あなたがどのタイプなのかを診断できます。友だちと一緒に診断して、「当たってる!」と言い合うのも楽しいはず!
「やりたいこと」は意外な足し算で見つかる!
2冊目は、『GAFA部長が教える自分の強みを引き出す4分割ノート術』(寺澤伸洋著、世界文化社)を紹介します。
自分の強みがわかっていないと、どの企業にエントリーすればいいかわからないし、エントリーシートや面接でうまくアピールできないもの。とはいえ、「自分には強みなんてない」と思い込んでいる人も多いのではないでしょうか。
そんなあなたは、「自分の強みを引き出す4分割ノート術」を使って、自分の特性を「見える化」してみましょう。「得意/苦手」「好き/嫌い」の2軸で、これまでの経験や出来事を整理してみるのです。
著者によると、やりたいこと(WILL)は、「CAN(できること、得意なこと)」と「LIKE(好きなこと、熱中できること)」の足し算で生まれます。つまり「得意/苦手」と「好き/嫌い」の2軸から自分を「見える化」すれば、「やりたいこと」のヒントが見つかるということ。
4分割ノートを作成すると、自分の「CAN」に気づくことができ、自信につながります。就活スタート前にノートを作っておいて、就活に行き詰まってしまったときに読み返すのもおすすめです!
たった「1行」の習慣が、あなたを変える
3冊目は、『1行書くだけ日記』(伊藤羊一著、SBクリエイティブ)です。
「やりたいことが見つからない」「うまくいかない、こんなはずじゃないのに」……と悶々としているあなたには、「1行日記」の習慣をつけてみませんか。「1行日記」の書き方は、いたって簡単。メモアプリなどに、気になったことや新しく学んだこと、失敗したこと、自分がなりたいと思ったイメージなどを毎日1行、書き留めてみるだけです。
「やったこと」を書いたら、振り返りも忘れずに。書き留めた「やったこと」を「自分にとってどんな意味がある?」という問いを持って読み返してみます。たとえば、友人の話を聞いてうらやましいと思ったのなら「なぜ、うらやましいと思ったんだろう?」と考えてみるのです。
そうすれば、ただ目の前を通り過ぎていくだけの物事を「自分ごと」としてとらえられるようになり、多くの学びや気づきが得られます。次にとるべきアクションが思い浮かんだら、あわせて書き留めておきましょう。
「行動→振り返り→気づき」のサイクルを習慣化できれば、自分と向き合う機会が増え、自己分析が進みます。たった1行でも、やるとやらないとでは大違い。さっそく今日から始めてみませんか?
本を通して、自分と向き合おう
あなたの強みを見つけるヒントとなるような本を紹介しました。忙しい毎日ですが、週末などに、自分とじっくり向き合う時間をつくってみてはいかがでしょうか。
本の要約サービスflierには他にも、就活に役立つ本やスキルアップに使える本が多くそろっています。お得な価格で使える学割プランもありますので、ぜひチェックしてみてください!