5人組男性グループ・関ジャニ∞が、約1年9カ月ぶりとなる全国ツアー「KANJANI’S Re:LIVE 8BEAT」の神奈川・横浜アリーナ公演を、26日から28日にかけて開催した。
最新の「オリコン週間アルバムランキング」で1位を獲得したアルバム『8BEAT』を引っ提げて、20日の北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ公演を皮切りにスタートした同ツアー。「KANJANI∞ LIVE TOUR 2008 ∞だよ! 全員集合」以来、13年ぶりに横浜アリーナで開催され、1万2,000人が集まった。同公演は、感染防止安全計画を神奈川県に提出し、コロナ禍でのコンサート開催においてジャニーズ事務所の感染予防対策の取り組みが認められ、特例で1万2,000人を前に有観客ライブが開催された。
Eighter(ファンの総称)が期待を膨らませる中、ツアータイトルにもなっている「Re:LIVE」からライブがスタート。同曲は、Eighterと共にメンバーが歌詞を紡いでおり、メンバーが「Eighterの前で披露して初めて完成を迎える一曲」と語るほど、絆が込められた1曲。さらに『8BEAT』収録の最新曲や「ズッコケ男道」などヒット曲を披露し、会場を盛り上げた。また、クリスマスの定番曲「君の歌をうたう」では、アニメーションとメンバーの動きをリアルタイムで連動させたモーションキャプチャー演出でファンを驚かせた。
終盤には、関ジャニ∞LIVE恒例のBANDセットへの転換時にステージが観音開きに回転。ステージ上部に横山裕と安田章大が登場し、高さ12mから「8beat」、「NOROSHI」、「象」等の人気曲に続き、「勝手に仕上がれ」では事前にファンから募集した歓声と共にバンド演奏でパフォーマンスをした。MCで横山は「この景色を見るために、この1年9カ月頑張ってきたんだなと、全てが報われた気がします。やっぱり関ジャニ∞はステージに立っている時が一番かっこいいと本当に思います。まだまだかっこよくなるつもりなので、応援よろしくお願いいたします」とファンに気持ちを伝えた。
会場の各所には、メンバーを模したキャラクターによる、感染予防対策の注意喚起も。混雑緩和のために早くに入場したファンに向けて、メンバーのグループチャットのやりとりをリアルタイムでモニターに映し出すなど、関ジャニ∞流のエンターテインメントが詰まった公演となった。
また、全てのEighterとツアーラストを迎えたいという思いから、ツアー最終公演となる2022年1月23日(18:00~)の宮城・セキスイハイムスーパーアリーナ公演を生配信することが発表された。28日から視聴チケットの販売がスタートしており、関ジャニ∞ファンクラブ会員限定のチケット購入者は、メンバー全員のソロ曲を収録した特別映像も視聴可能。各メンバーセルフプロデュースの上、こだわり抜いた演出で自らのソロ曲をスペシャルパフォーマンスで披露する。翌1月24日(20:00~)は、アルバム『8BEAT』通常盤購入者対象の生配信イベント「Road to Re:LIVE後夜祭」が開催される。