お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、28日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、お酒を通じて職場の交流を深める“飲みニケーション”について不要の声が増加したアンケート結果についてコメントした。

松本人志

日本生命保険は17日、7,774人を対象としたインターネットアンケートの結果を発表。「職場の方との“飲みニケーション”は必要だと思いますか?」の質問に対して、昨年から16.2pt増の61.9%が「どちらかといえば不要」「不要」と回答した。

この結果について意見を求められた松本は「難しいところですね」と切り出し、「この“飲みニケーション”というネーミングが、若干おやじイジられている感じしません? 若い人たちがおやじに向けて、上司に向けてちょっとイジってますよね」と分析。「サラリーマン経験がないので分からないですけどね」と前置きしつつ、「みなさんが言っている飲みニケーションとわれわれのとは違う」という見解も示した。

また、「思い出した! 若い頃、花月会というのがあって」と自身の苦い過去を打ち明ける場面も。「劇場に出ている一番下っ端が、何日かに1回500円ずつ集めないとダメなのよ。それが貯まったら、みんなで飲む。俺ら下っ端が500円をもらいに行くんやけど、みんな機嫌悪いし!」と当時を思い返し、「『今はない』とか。それで怒られて。貯まったら半年~1年に1回みんなで飲み食いするねんけど、それに参加しても全く面白くもない。僕は特に飲まない頃やったし。あったなぁ……あれはなくした方がええよな!」と笑いを誘った。

一方で、「飲みニケーションといっていいのか、そういうところから生まれたのが『すべらない話』だったりとかね」と、後輩芸人との飲みの場がきっかけで人気番組『人志松本のすべらない話』が誕生したことにも言及。飲み会には功罪両面があると考えているようで、「結局は(飲み会に参加する)メンバーですよね」と結論付けていた。