アイドルグループ・AKB48の横山由依が27日、神奈川・パシフィコ横浜にて「MXまつり『横山由依卒業コンサート~深夜バスに乗って~』supported by 17LIVE」を開催。公演後に報道陣の取材に応じ、目標としている人を聞かれて親友である卒業生・川栄李奈の名前を挙げた。
川栄はこの日、コンサートにゲスト出演し、「ゆいはん、おめでとう!」と祝福。「卒業しても月1で会ってるよね。LINEもしている」と話し、横山は「お仕事でも一緒になれるように頑張るので、川栄は朝ドラ頑張ってください」とNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』への出演が決定している川栄にエールを送った。
公演後の囲み取材で、横山は今後の活動について「卒業を決意したのがお芝居と向き合いたいと思ったからなので、お芝居をやっていきたい。近年舞台に出させていただいて、丁寧に作っていくやり方がすごく自分に合っているのかなと思ったので舞台に立ちたいですし、ドラマや映画でいろんな役を演じることもやっていきたいです」と述べ、「歌うことが昔から大好きなので歌も何らかの形で続けていけたら。歌もお芝居もとなるとミュージカルだと思うのでミュージカルも挑戦したいです」と目を輝かせた。
目標としている人を聞かれると、「川栄李奈ちゃんは、グループの活動をしているときから仲良かったんですけど、ずっと変わらず、すごく謙虚ですし、お仕事に取り組む姿勢も素晴らしいですし、オーディションでいろんな役をつかんだり、一歩一歩着実にキャリアを重ねている姿がすごく魅力的だなと思う」と川栄をリスペクト。「人と人とでお仕事をしていくものだと思うので、そこをしっかり丁寧にやっていきたいと思います」と語った。
2009年にAKB48に加入し、2015年12月~2019年3月まで同グループ2代目総監督を務めた横山。12月9日にAKB48劇場で卒業公演を行う。
撮影:蔦野裕