パレスホテル東京は11月19日~12月25日、館内で出る生ゴミをコンポストした有機肥料「エコパレス」を電源として活用したクリスマスツリーの電飾を実施している。

  • ホテルロビー

同ホテルでは、1992 年より生ゴミを有機肥料に変えるリサイクルシステムを実施。1997年にはホテル業界で初めて、リサイクルされた有機肥料「エコパレス」を用いて育成した農作物をホテルで活用する循環型リサイクルシステムを実現している。

今回は、自然の中から電気を集める tripod design による「超小集電」に「エコパレス」を活用し、ホテル 1F ロビーのクリスマスツリーの電飾用電源として使用する。同技術が商用環境で利用されるのは初めてであるという。さらに2,000 灯以上の電飾が 24 時間 1 か月以上点灯し続けることも、これまでにない規模での挑戦になるとのこと。

  • tripod design 超小集電技術

同技術を用いたライトアップは、ホリデーシーズンの大阪・堂島浜にある宿泊主体型ホテル Zentis Osakaでも予定している。