NTTドコモ モバイル社会研究所ではこのほど、全国15歳〜79歳の男女を対象に、防災に関する調査を実施した。調査は2021年10月に行われ、9,072件の有効回答を得た。

  • 自治体が提供する災害情報を配信するサービスの登録状況

まず、居住地の自治体が提供しているサービスの登録状況について聞いたところ、登録している人は約4割との結果となった。登録しているサービスについては、33.4%と3人に1人がメールを利用している事も分かった。

男女別・年代別で見ると、男性は全年代で4割前後が1つ以上のサービスを登録していた。女性では年代間の差が見られた。特に40代〜60代の登録が高く、5割前後の登録率となっている。

  • 自治体の災害情報を配信するサービスを1つ以上登録している割合(性年代別)

都道府県別では全体でだいたい3割〜5割となっているが、登録率に20%ほどの差が見られた。高い順では、佐賀県、新潟県、静岡県、福島県、岐阜県となり、いずれも5割を超える結果となっている。

  • 自治体の災害情報を配信するサービスを1つ以上登録している割合(都道府県別)