「iPhone 8以前の機種はもう古い、と考えている人が多い」――。インターネット企業が実施したiPhoneについての意識調査で、このような興味深い結果が明らかになりました。iPhone 11以降の新しいモデルの所有率も50%を超えており、ホームボタンのあるiPhoneは急速にクラシックな存在となりつつあるのかもしれません。
通信費・家計見直しサイト「Soldi」が、引越し比較・予約サイト「引越し侍」の利用者を対象にこの10月に実施した意識調査(サンプル数は1,081人)をもとに、データを集計したリポートを発表しました。
まず「現在お使いのiPhoneの機種は何ですか?」という問いに対しては、iPhone 13シリーズ(2021年発売)とiPhone 12シリーズ(2020年発売)がともに18.2%で並ぶという結果に。iPhone 11シリーズ(2019年発売)は15.6%で3位に入り、これらの3機種で50%を超えました。Face ID搭載モデルの所有者が半数を超え、ホームボタン搭載モデルはすでに少数派になったことがうかがえます。
「iPhoneのどのシリーズから“もう古い”と感じますか?」という問いに対しては、2017年発売の「iPhone 8/8 Plus/X」が1位に、2016年発売の「iPhone 7/7 Plus」が2位に挙げられました。どちらも最新のiOS 15へのアップデート対象となっており、まだ現役で使えるモデルではありますが、ホームボタンのあるデザインが旧世代を感じさせるのではないかと思われます。
「これからiPhoneを購入するなら、どの機種を選びますか?」という問いに対しては、「iPhone 13 Pro/Pro Max」が1位となり、主力モデル「iPhone 13/13 mini」を大きく上回りました。
iPhone 13シリーズを挙げた人は「カメラの質が良さそう」「最新でサイズが手ごろ」「最新で高スペックだから」「どうせ変えるなら機能やデザインが最新のものがいいから」といった意見が多く、機種変更をするならば最新のものを…と考える人が多いことがうかがえました。