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【この記事のエキスパート】
助産師・看護師・保育士:河井 恵美
看護師・助産師の免許取得後、大学病院、市民病院、個人病院等に勤務していました。助産師の仕事が大好きで、25年以上この仕事をしています。
青年海外協力隊でアフリカに赴任した後、国際保健医療を学ぶために大学院に進学し、修了しました。親御さん方へのアドバイスを充実させたいと思い、保育士資格も取得して役立てています。
現在、シンガポールに住み2人の子どもを育てつつ、現地の産婦人科に勤務して日本人の妊産婦さん方に関わっています。
インターネットでエミリオット助産院を開設し、妊娠や出産、産後の様々な相談に応じています。
看護学生や看護師に欠かせないナースウォッチ。脈拍や点滴の秒数を測ったり、暗い場所でも見れたりします。この記事では、看護師監修のもと、ナースウォッチの選び方とおすすめ商品を紹介します。腕時計、クリップなどつける場所に合わせて選びましょう。
脈拍が測れる
ナースウォッチとは
ナースウォッチとは、文字盤の向きが上下さかさまになっている、脈拍を測るパルスメーターが付いているなどの特徴を持つ看護師用時計です。ナース時計とも呼ばれています。看護師さんは業務として時間を確認するほか、脈拍などを測るために時計が必要です。
ふだん使用している時計をそのまま持ち込むと、汚染や感染のリスクがあるため、業務用の時計としてナースウォッチを使用しています。デザインも可愛いもの、シンプルなものがそろっていて、機能もナースウォッチによってさまざまです。
表示方法や装着方法をチェック
ナースウォッチの選び方
助産師・看護師の・河井恵美さんに取材をして、ナースウォッチの選び方のポイントを教えていただきました。表示方法や装着方法をよくチェックすることが大切です。ぜひナースウォッチ選びの参考にしてください。ポイントは下記のとおり。
【1】表示方法
【2】装着タイプ
【3】機能性
【4】素材
【5】デザイン
【6】文字盤が大きいと見やすい
上記のポイントを押さえることで、より欲しい商品をみつけることができます。一つひとつ解説していきます。
【1】表示方法で選ぶ
ナースウォッチにはアナログ表示とデジタル表示があります。それぞれの特徴を踏まえて選びましょう。
デジタル|正確な時刻を把握できる
デジタル表示のナースウォッチは、秒単位まで正確な時間を見ただけで判断できるメリットがあります。読み間違いもしにくく、患者さんなどに時間を聞かれてもすぐに正確な時間を答えられるでしょう。
一方、液晶部分が光って見づらい場合がある、液晶部分が壊れるとうまく表示されなくなるなどのデメリットがあります。こまめなメンテナンスが必要です。
アナログ|パッと見でだいたいの時間が分かる
針で時間や秒数を読むアナログ式のナースウォッチは、パッと見ただけで時間を把握できるのがメリットです。動いている秒針から秒数を測るため、測り間違えをする可能性も低いでしょう。
文字盤の小さいものだと読みにくいため、できるだけ目視で読みやすい大きさの文字盤のものを選びましょう。電池が少なくなってくると針が動かなくなり時計が遅れる原因となります。時間が正確かこまめな確認が必要です。
【2】つける場所に合わせて装着タイプを選ぶ
ナースウォッチには腕時計、安全ピン、クリップ、キーホルダー・カラビナの装着タイプがあります。使い方やシーンに応じたものを選びましょう。
腕時計|利便性重視の方におすすめ
体にぴったり装着する腕時計タイプのナースウォッチは、機能性や利便性を重視したい人に向いています。腕時計を看護師用時計として活用している人もたくさんいます。
腕時計は落下の心配がない、両手が空く、装着するのを忘れにくいなどがメリットです。一方腕に装着するため金属にアレルギーのある人は、金属が肌に触れないものを選びましょう。
安全ピンタイプ|どこでも固定できる
安全ピンで固定するタイプのナースウォッチは、好きな場所に固定できるのがメリットです。白衣、ポケット、カーディガンなど使用するときの服装やシーンに応じて使えます。また、安全ピンによって固定するため、ナースウォッチが落下しにくいのも魅力です。
一方、ナースウォッチを安全ピンで固定するときにやや時間がかかるのがデメリットです。
クリップタイプ|デザインが豊富
クリップで挟んで固定するタイプのナースウォッチは、さまざまなデザインや文字盤の大きさのものがそろっているのが魅力です。おしゃれ、可愛い、シンプルなど好みのデザインのものが選べます。安全ピンと違って針で穴を開けないため、いろいろなところに付けられるのもメリット。
一方、クリップの力が弱いと落下してしまう可能性があります。また、チェーンの長さが長いと患者さんに触れてしまうこともあるため、クリップの強度やチェーンの長さを確認しておきましょう。
ポケットやベルトに装着可能な「キーホルダー・カラビナタイプ」
カバンやベルト、名札などにナースウォッチを付けたいときにはキーホルダーやカラビナで固定するタイプの商品が選択肢になります。クリップタイプと同じく時計本体がチェーンでつながっているため、使いたいときにすぐ取り出せるのもメリットです。キーホルダーやカラビナで固定するため落下しにくいというメリットもあります。
一方で、布地に固定ができないため付けられる場所が限られるのがデメリットです。
【3】機能性で選ぶ
ナースウォッチには商品によっていろいろな機能があります。あると便利な機能性についてもチェックしておきましょう。
水場でも安心して使える「防水性」
ナースウォッチのなかには、防水性能が高いものもあります。看護師さんや看護学生は手を洗う機会が多いので、ナースウォッチが水にぬれて壊れるのを心配しなくていいのは大きなメリットです。
ナースウォッチの防水性能は、生活防水など商品によってレベルが異なります。手を洗う以外でも水濡れが心配な場合には、防水機能の高さをチェックしておきましょう。
脈拍をすぐに測れる「脈拍測定目盛付き」
ナースウォッチのなかには、文字盤の外側に脈拍測定ができる目盛り(パルスメーター)が付いているものもあります。患者さんの脈拍を測ることも多い看護師さんにとって、パルスメーターはあると便利な機能です。
文字盤の大きさや色、配置によってパルスメーターの読みやすさは異なります。パルスメーター機能付きのものを選びたいなら、目盛りを正確に読めるかも確認しておきましょう。
暗い場所でも使える「蓄光機能付き」
蓄光機能とは光を蓄えておくことで暗い場所でも発光する機能のことです。文字盤や針に蓄光機能のあるナースウォッチもあります。
蓄光機能が付いていれば、夜勤や明かりのない場所、明かりの苦手な患者さんのケアのときにも使用できます。万が一の停電時などでも時間や脈拍が確認できるため、蓄光機能の有無についても確認しておきましょう。
日にちの確認ができる「日付・曜日表示タイプ」
ナースウォッチは時間だけが測れるシンプルなものもあれば、日付や曜日表示が付いているものもあります。
夜勤などの変則的な勤務が続くと、つい日付を忘れたり、曜日感覚がなくなってしまったりすることもあります。日付や曜日も確認したいときには、日付や曜日表示が付いているナースウォッチを選ぶとより便利に使えるでしょう。
【4】素材で選ぶ
ナースウォッチは、金属、革製、樹脂などいろいろな素材のものがあります。金属にアレルギーのある人の場合、直接肌に触れる腕時計タイプなどは金属製は避けましょう。また、患者さんに金属部分が当たってしまうと不快な思いをさせてしまう場合があります。患者さんに触れる心配がないところに付けるようにしましょう。
患者さんとの接触機会が多い場合は、金属製以外のものを選ぶと無難です。
【5】デザインで選ぶ
ナースウォッチにはいろいろなデザインのものがあります。デザインにも注目して選んでみましょう。
男性用はシンプルなものがおすすめ
男性の看護学生や看護師さんの場合、シンプルなデザインのナースウォッチが向いています。シンプルなデザインのものは、シルバー一色、文字盤の色も華美ではないものが多いです。
ナースウォッチのデザインはひかえめなものを選びたい人や、デザインが気になってしまって仕事に集中できない、という人も、シンプルなデザインのものを選びましょう。
キャラクターやディズニーのものも!
ディズニーや人気アニメのキャラクターデザインがかわいいナースウォッチもあります。自分の好きなキャラクターや作品のナースウォッチを身に着けて、看護師の勉強や仕事を頑張りたい、モチベーションを上げたいという人は、デザインも重視して選ぶのがおすすめ。
看護師を目指している人や、看護師として就職した人へお祝いとして贈るプレゼントにもぴったりです。
【6】文字盤が大きいと見やすい
ナースウォッチは正確な時間や脈拍を測るために使用します。正確な数値を判断できるように、文字盤が大きめのものを選びましょう。
一方ナースウォッチを付ける場所によっては、文字盤が大きすぎるとナースウォッチが邪魔になってしまう場合があります。取り付けする場所や持ち運びの方法、見やすさとのバランスを考えて文字盤の大きさをチェックしましょう。
自分に合うものを
ナースウォッチのおすすめブランド・メーカー
ナースウォッチはいろいろなメーカーやブランドから発売されています。メーカーやブランドごとの特徴を知ると、よりナースウォッチ選びに役立ちます。
NURSERY(ナースリー)|機能性と価格のバランス型
白衣やナースシューズ、カーディガンなど看護師さんや医療従事者の必需品を幅広く展開しているのがナースリーです。ナースウォッチはデザインが可愛いもの、防水性能、蓄光機能が付いているもの、2Wayや3Wayで使用できるものなど、機能性の高いものがそろっています。
手にしやすい価格のものもそろっているため、重視したいポイントで納得のナースウォッチが見つかります。
infirmiere(アンファミエ)|幅広い商品が揃う
アンファミエも、看護師さんをはじめとした医療業務に必要な雑貨を取り扱うブランドです。ナースウォッチはさまざまな価格帯とデザインのものが展開されています。クリップタイプでも懐中時計型や文字盤が大きめのものなど、幅広いものがそろっています。
蓄光タイプ、日付や曜日表示タイプ、ELライト付きなど欲しい機能のあるナースウォッチも選びやすいです。
Little Magic(リトルマジック)|使いやすさと可愛さを両立
「日本一使いやすいナースウォッチ」を目指して開発された商品が特徴の、リトルマジック。見やすい文字盤、取り出したいときにすぐに引き出せるリール付き、長く使える耐久性の高さと、ナースウォッチに欲しい機能性が充実しています。
男性でも使用しやすいシンプルなデザインのものから、持っていて気分が楽しくなる可愛いデザインのものまでそろっています。
CITIZEN(シチズン)|シンプルさと機能性の高さが魅力
日本の時計メーカーであるシチズンは、身に着ける人やコンセプトに特化したさまざまなブランドを展開しています。看護師さんや医療従事者でも、シンプルで機能性の高いシチズン製の時計を愛用する人は多いでしょう。
防水機能付き、水や汗に強い素材、シンプルなデザインなどナースウォッチとしての機能を備えた腕時計を豊富に展開しています。
助産師・看護師がアドバイス
【エキスパートのコメント】
ナースは手洗いも多く、腕時計では仕事がしづらいと感じる人も多いでしょう。ナースウォッチは、ポケットなどに取り付けられる便利なグッズです。文字盤が見やすくシンプルなデザインの物がおすすめです。暗い場所で文字盤が光る時計やチェーンの長さなど選べる時計もあります。仕事内容や好みに合わせて選びましょう。
選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)