厚生労働省とデジタル庁は、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」を最新バージョン1.4.0にアップデートすると、一部の端末で強制終了する事象が発生していると公式Twitterで発表し、謝罪した。「原因調査の上、別途案内する」という。

【更新・追記】厚生労働省とデジタル庁は、「COCOA」Ver.1.4.0で発生した事象を解消した修正版Ver.1.4.1をiOS向けに配信開始した。(11月26日 11:00)

  • COCOA Ver.1.4.0(リセットの影響で現在は利用開始から299日となっている)

iOS/Android用のVer.1.4.0では、アプリの動作状況を分かりやすく確認できるようにホーム画面のデザインを変更。アプリ内のボタンや画像、文言を見直したほか、軽微な改善も行っている。

編集部で試したところ、iOS 15.1.1をインストールしたiPhone 12 miniでは問題なく起動し、利用開始日などのデータも引き継がれているようだが、Android 11をインストールしたXperia 5(SO-01M)ではCOCOAをVer.1.4.0にアップデートすると強制終了を繰り返すようになった。

【11月26日11時追記】

「COCOA」Ver.1.4.0で発生した事象を解消した修正版Ver.1.4.1が、iOS向けに配信開始。厚生労働省とデジタル庁では、最新版にアップデートするよう呼びかけている。なお、Android版についても手続完了次第配布するという。