ファーウェイ・ジャパンは25日、縦長のディスプレイを搭載したスマートウォッチ「HUAWEI WATCH FIT mini」を発表した。よりデザインを洗練させたことで、特に女性ユーザー向けに訴求する。発売は12月3日から順次、価格は16,280円。

HUAWEI WATCH FIT miniは、縦長の1.47インチAMOLEDディスプレイを搭載したスマートウォッチ。同じ長方形ディスプレイを搭載するHUAWEI WATCH FITに比べてディスプレイサイズはやや小さくなったが、そのぶん軽量・小型化した。

ケースのフロントにアルミニウム合金を用いており、レーザー彫刻のクラウンやレザーストラップを採用して、デザイン性と高級感を高めている点が特徴。よりエレガントにデザインしたという。

機能としてはHUAWEI WATCH FITと同等とされており、GPSなどの位置情報サービスには非対応だが、24時間の心拍数など、各種モニタリングはサポートする。心拍数以外にも、血中酸素レベル、睡眠モニタリング、ストレスモニタリング、歩数・カロリー消費の各種測定に対応。Androidスマートフォンと接続することで月経周期トラッキング機能も備えている。

運動をアシストするワークアウトモードは96種類。同時発表されたHUAWEI WATCH GT 3の100種類以上と比べるとやや少ないが、一般的なワークアウトはカバーする。接続したスマートフォンの通知機能も搭載しており、対応端末であればカメラのシャッターをFIT mini側で切るといった操作も可能。

バッテリー駆動時間は14日間。24時間の心拍数モニタリングや睡眠モニタリング、毎週30分のワークアウトをするなどした場合で、5分間の充電で2日間バッテリー駆動できる急速充電にも対応している。