ヤマハ発動機は12月23日、「CYGNUS GRYPHUS」(シグナス グリファス)を発売する。また、ロードレース世界選手権参戦60周年記念カラーを施した「CYGNUS GRYPHUS WGP 60th Anniversary」を1,000台限定で2022年2月24日に発売する。
「CYGNUS GRYPHUS」は、水冷・124cm3の“BLUE CORE"エンジンを搭載した原付2種スクーターの新モデル。BLUE COREは、同社が2014年より掲げている“走りの楽しさ"と“燃費・環境性能"の両立を高次元で具現化するエンジン設計思想で、高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点にフォーカスして性能実現を図るものとなる。
“Advanced Total Performance Sport"をコンセプトに開発。現行「CYGNUS-X」をフルモデルチェンジした、CYGNUSシリーズ初の水冷エンジン搭載車となっている。パワーは従来比で20%以上、燃費は約20%向上(WMTCモード燃費/クラス1)した。
主な特徴は、(1)走りの楽しさと燃費・環境性能を両立する水冷“BLUE CORE (ブルーコア)"エンジン、(2)静粛かつ振動の少ないエンジン始動をもたらす「Smart Motor Generator」、および全域でのハイパワーに貢献する「VVA(可変バルブ)」。(3)新設計フレームと新開発のワイドタイヤなどスポーティな走行性能を支える足回り、(4)CYGNUSの血統を受け継いだ新スタイル、(5)快適便利な装備などとなる。なお、同モデルの製造はヤマハモーター台湾で行う。
メーカー希望小売価格は「CYGNUS GRYPHUS)」35万7,500円。「CYGNUS GRYPHUS WGP 60th Anniversary(1,000台限定)」36万8,500円。