仮面ライダー50周年記念映画『仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ』(12月17日公開)のポスタービジュアルとWEB予告映像が24日に公開され、劇場版ゲストキャストが発表された。
この度解禁となったポスタービジュアルで、まず目に飛び込んでくるのは、圧倒的な存在感を放つ仮面ライダーセンチュリーの姿。2071年の未来で誕生した敵か味方かもわからない、“謎多き仮面ライダー”。1971年に誕生した仮面ライダー1号の解剖図を、そして現代である2021年の仮面ライダーセイバーと仮面ライダーリバイスらを、まるで仮面ライダーの歴史を切り割くかのように破る姿が衝撃的なビジュアルとなっている。さらによく見ると、切り裂かれた破片には、仮面ライダーゼロワンや仮面ライダーBLACK RX、仮面ライダーウォズなど、様々な仮面ライダーのクレスト(紋章)が見える。そして、キャッチコピーの「未来、襲来」の“未来”とは、仮面ライダーセンチュリーのことを指しているのか……。
そして、本作の主題歌がTVシリーズも担当する、Da-iCE による「Promise」に決定。12月17日配信開始、12月22日発売「liveDevil」CDにも収録される。
一方、WEB予告映像では、まず2071年の様子が映し出される。現代の2021年とは異なり、悪魔に支配され、荒廃した世界になってしまっていることが見受けられる。そんな2021年からやってきたという、仮面ライダーセンチュリー。以前より解禁されていたビジュアルとは様子が違い、禍々しさが感じられる。
仮面ライダーリバイス、仮面ライダーセイバー、仮面ライダーブレイズらに襲い掛かる描写も見られ、彼はなぜ戦うのか、目的は一体何なのか……。
何も明かされぬまま描写は変わり、現代から50年前の1971年へ。そこでは誰かに追われている様子の中尾明慶が演じる謎の研究者・百瀬龍之介が登場。彼もまた仮面ライダーセンチュリー同様に時代を超え、五十嵐一輝たちのいる2021年にやってくるようだ。「秀夫か?」「自分の父親の顔も忘れたのか」と、古田新太演じる百瀬秀夫に声をかける様子から、時空を超え再会を果たした親子であることが判明する。
父である龍之介はなぜか1971年の当時の姿のまま現代へ、そして息子である秀夫は50年の月日が過ぎていました。秀夫の言う「俺は、家族を捨てた自分勝手な父親とは違う」という言葉の意味とは……? さらに、龍之介はショッカーの研究員であったことが判明する。
場面は変わり、謎の禍々しいバイスタンプが怪しく光る描写が映し出され、さらなる強敵の登場を彷彿とさせる。そして、一輝、大二、さくら、バイス、さらに仮面ライダーセイバーの剣士たちが集結。「絶対に帰ってきて」「明るい世界のためにこの世界を守り抜くんだ」と、文字通り“100 年にわたる壮大な物語が始まる”ことが予感される。一方、龍之介は自分の親子関係のいざこざに対して、「なぜ、そこまで首を突っ込もうとする?」と一輝に問いただすと、一輝は「せっかく会えた家族がバラバラのままでいいわけない」と答え、家族の大切さを説いた。
そして、世代を<ビヨンド>して、仮面ライダースーパー1、仮面ライダーZO、仮面ライダーアギト、仮面ライダーフォーゼら、今年10周年~40周年を迎えた数々の仮面ライダーをはじめ、平成、令和を代表する仮面ライダークウガ、仮面ライダーゼロワンと、数々のレジェンドライダーが集結。そこに立ちはだかるのは仮面ライダー王蛇や仮面ライダーエターナルら、ダークライダーの大群。仮面ライダーの歴史を賭けた壮大な戦いを期待させる。
百瀬龍之介役 中尾明慶コメント
お話をいただいた時は、自分が特撮の世界に呼んでいただけるとは考えた事もなくまさか自分が!?という感じでした。
このチャンスを逃すと、もう出演できる機会はないと思い、是非やらせて下さいという気持ちでいっぱいでした。
現場では特撮ならではの初めて経験することも多くあり、とても勉強になりました。
息子と2人で映画館に行こうと思います。
百瀬秀夫役 古田新太
おいらが小学校1年生の時にそれは始まった。
センセーションだった「変身」これはもうエポックだった。
それまでのヒーローは宇宙人かロボットだった。カッコ良かったなぁ、
もう50年も経つのか。そりゃ年もとるはずだ。
しかしライダーに出演することで「ロボコン」「スーパー戦隊」と、
東映特撮、3本制覇だぜ。
「ビヨンド・ジェネレーションズ」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映