お笑いコンビ・かが屋の賀屋壮也が23日、東京・汐留の日本テレビで行われたBS日テレのドラマ『フレンドシップ』(30日スタート、毎週火曜23:30~ ※全5回)の先行試写会&トークショーに出席し、脚本の制作秘話を明かした。
黒羽麻璃央、本田礼生、田村心、木津つばさが演じる若い船乗りたちが時にぶつかり、手を取り合いながら唯一無二の“仲間”となっていく姿を、賀屋の脚本で実話をもとに描いていく同ドラマ。
賀屋は、実際に船員の人たちにリモートで取材して、脚本に落とし込んでいったそう。「海の上で何を持っているのかとか、ハプニングとか、どういう思いでお仕事されているのかというのをお聞きしまして、本当に面白いお話ばかりだったので、そのリアルにあったところから広げていくという感じで脚本を書かせていただきました。みなさんに演じていただきまして、本当に楽しいドラマになったんじゃないかなと思っています」と手応えを語る。
また、司厨長(チーフ・クック)役で出演もしているが、「プロデューサーの方から『賀屋さんはコメディリリーフだ』と言われて、『コメディリリーフって何ですか?』って聞いたら『主にお笑いを担当される俳優さんのことです』と言われて、その言葉を聞いてからずっとビクビクしてました」と不安を抱えたそう。それでも、「野間口徹さんとか、空気階段の(鈴木)もぐらさんとか、面白い方がたくさん出てますし、1話はパーパーのあいなぷぅが出てくれてますので、ポイントポイントで楽しいドラマになったと思います」とアピールした。
トークショーの冒頭で、司会の日テレ・笹崎里菜アナウンサーに「まずは芸人として、俳優として、さらには脚本家として大活躍の加賀さん!」と紹介されてしまった賀屋は「えっと……賀屋です」と優しく訂正。続けて「すいません、よく間違えられるんですけど、相方が加賀と言いまして。今日は1人しかいないのに、とは思いますけど…」と嘆き、笹崎アナから「大変申し訳ありません!」と謝罪を受けていた。