JR西日本と日本旅行は、新型コロナウイルス感染症のワクチン2回接種から14日以上経過、または出発3日前以降にPCR検査・抗原定量検査を受検し、陰性証明を所持する12歳以上のこどもと同行する利用者を対象に、山陽新幹線の「年末年始お子様連れ専用車両」を設定し、乗車プランを共同で企画したと発表した。
今回、設定された「ワクチン2回接種完了又はPCR検査陰性の方限定『山陽新幹線4列シートで行くお子様連れ専用車両』」乗車プランは、久しぶりの帰省・旅行を予定するファミリー層をターゲットに、こども(小学生以下)の同行を条件として販売。プラン特典として、「シンカンセンマスク」などのグッズが旅行代金に含まれる。
大人(中学生以上)の参加者は新型コロナウイルス感染症のワクチン2回接種から14日以上経過したコロナワクチン接種済証(コピー・電子データ可)または出発3日前以降のPCR検査・抗原定量検査陰性証明を持参し、当日は車内に同乗するスタッフへ提示する必要がある。乗車にあたり、スタッフが健康チェックシートを回収して検温と消毒を実施し、体調不良や体温が37.5度以上の人は証明書の提示にかかわらず参加を断る場合があるとのこと。異なるファミリーが隣の席に座ることのないように座席指定とし、新幹線内においてはマスクの着用および大声での会話の自粛を要請する。
対象となる列車は、12月25日以降に運転される新大阪駅12時6分発・博多駅14時42分着の「さくら555号」(期間は2022年1月7日までの14日間)と、博多駅12時10分発・新大阪駅14時38分着の「みずほ606号」(期間は2022年1月10日までの17日間)。対象車両はN700系8両編成(S編成)の6号車指定席となる。
旅行代金は、新大阪~博多間片道利用の場合で大人1万4,500円・こども7,300円。11月24日15時から日本旅行大阪予約センターで受付を開始する。