女優・グラビアアイドルとして活躍中の奥山かずさがトレーディングカード「奥山かずさ Vol.2」を発表。13日にはトレカ発売記念イベントを東京・福屋書店新宿サブナード店で開催した。

「Vol.1」の発売から1年8ヶ月ぶりとなるトレカ発売についての感想を尋ねられた奥山は、「第2弾ができるとは思っていなかったので、今回のお話をいただいて本当にうれしかったです。第1弾のときからかなり自由度があり、第2弾でも自分なりにもっといろいろなことができるのではないかと、考えながら作っていけたのが楽しかった」と、トレカシリーズ製作の喜びをあらわにした。

これまでに写真集を3冊発表している奥山に、写真集とトレカは撮り方や構成にどんな違いがあるのかを聞いた。奥山は「“真逆”の印象です。自分のアイデアを採り入れていただけるという点では共通していますが、写真集のほうは、気を抜いているところや、自分でも“かわいくないな”と思うところも含め、さまざまな場面での一瞬を切り取って作っています。一方でトレカの場合は、1枚1枚がすべて“勝負球”と思って、どれも100点、100点、100点というように(笑)ぜんぶ“かわいい”私が詰まっています」と答え、写真集との違いをアピールしつつ、トレカの出来栄えに自信を見せた。

続けて奥山は「水着、衣装やメイクについては私が『こんな風にしてほしい』と希望したものを、スタイリストさんやメイクさんが揃えてくださいました。雑誌グラビアとは違って、作品撮りのような楽しさがありました」と今回の撮影で楽しかったところを挙げ、「好きなカードは、ナチュラルな雰囲気で撮影できた初期ナンバーのものです。実際に最初のころに撮影し、そこからどんどん派手になっていくのですが(笑)、部屋も飾らずシンプルな、素の感じが出ているカードが好みですね。また、水着の上に大きめの野球のユニフォームを着ている一連なんて、雑誌グラビアでは観られない、とてもトレカらしいビジュアルだと思います。全てのカードがお気に入りです!」と、いくつかのカードを挙げながら全てに自分の魅力が結集していると語って目を輝かせた。

新型コロナウイルス蔓延の影響により、昨年から今年にかけてファンと直接交流のできるイベントが激減。今回のトレカイベントはファンにとっても奥山にとっても待望の開催だったようだ。奥山はイベント出演について「前回からかなりスパンが開いたのですが、こうしてイベントができて本当にうれしいです。いつも応援してくださるファンのみなさんからパワーをもらえ、作品の感想を生で聴けるイベントはとても大切。1年以上もお会いできなかったのに『久しぶりに会えてうれしい』と言ってくださる方もたくさんいらして、ありがたく思いますし、いっそうの励みになります」と、率直な喜びを示した。

女優デビュー作『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(2018年)のパトレン3号/明神つかさを演じていたころから、奥山といえば美しい黒髪ロングのイメージが強いが、今年の10月に髪を約60cmカットし、5年ぶりとなるショートヘアを披露。奥山は「ファンのみなさんからは賛否両論で(笑)。ロングのほうがよかったという方もいれば、短くてもかわいいですねってやさしい言葉をかけてくれる方もいらっしゃいます。とてもうれしいです。(青森から)東京に来て、女優デビューしてからずっと髪を伸ばしてきましたが、このたび心機一転、初心を忘れないようにがんばろうという気持ちで切りました」と、イメチェンに対する思いを述べた。

改めてトレカVol.2のポイントを尋ねられた奥山は「雑誌グラビアや写真集での私とは一味違う“かわいい私”が詰まっています。いろいろなバリエーションを楽しんでいただけるカードになっていますので、ぜひたくさん買ってくださって、コンプリートしていただきたいです」と、まばゆい笑顔を見せながらトレカの魅力をアピールした。

トレーディングカード「奥山かずさVol.2」は、12枚入り「1パック」1,100円(税込)、6パック入り「1BOX」6,600円(税込)で発売中。前回のVol.1で大好評だった撮影時の着用ビキニを封入した「ビキニカード」や「直筆サインカード」そして「生キスカード」といったレアカードも大量封入される。数量限定オリジナルパッケージの「プレミアムボックス」26,950円(税込)も同時発売。