NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は11月22日、俳優の間宮祥太朗さん、矢本悠馬さんを起用した同社製PCブランド「LAVIE」の新テレビCMを発表しました。ドラマの共演から7~8年の付き合いが続き、プライベートでも仲がいいという二人のライフスタイルが垣間見える内容になっています。
「LAVIE」新CMのコンセプトは「毎日をちょっと、おもしろくしよう。」。
NECPC コンシューマ事業本部 マーケティング部長の越智道夫氏は、「コロナ禍で生活が大きく変わった。自粛要請により家で過ごす時間が増え、今まで以上にオンラインでつながることも増えた」と、2021年を振り返りました。
現在のNECPCはレノボ傘下ですが、もともとはNECの個人向けPC事業。2011年7月にNECパーソナルコンピュータとして独立、レノボが過半数の議決株を持つ合弁会社Lenovo NEC Holdings B.V.傘下となっています。
越智氏は「LAVIEは暮らしのなかのあらゆるシーンに思いを巡らせ、設計されたPC」とし、NEC時代に登場した名機PC-8001に触れながら、今回のCMに込めた思いを「(スマートフォンが普及しはじめた)2007年以降は、若者を中心にPCが遠い存在になりつつある。この時代だからこそ、パソコンだからできるコミュニケーションや利便性をわかりやすく伝えたい。LAVIEが皆さんの毎日に寄り添い、生活シーンをよりよくしたい」と紹介しました。
CMに起用された間宮祥太朗さんと矢本悠馬さんは、「仕事よりプライベートで会う時間のほうが多い」という気の置けない間柄。矢本さんは「(知り合った当初は上京したばかりで)東京で友達もおらず、最初は仲良くならないと思っていた。祥太朗は東京で初めてできた友達」と語り、ドラマで親友役を演じたことで交流が深まったといいます。
今回のCM・Web動画撮影では、その関係性を活かした撮影を行うべく、「遊んでいる感じを(そのまま)撮りたい」というオーダーがあったそう。何かの役柄ではなく“素”に近い自分を演じることについて、矢本さんは「矢本悠馬が矢本悠馬をやっているなと(間宮さんに)思われるのが恥ずかしかった」と話しました。
Web限定で12月上旬から順次公開されるプロモーション動画では、二人の名前をまとめた「まみやもと対決」として、LAVIEの性能にちなんだ対決が行われる予定です(特設サイトでは「対決予告編」が公開中)。11月22日に開催された発表会でも、「まみやもと対決」の一環として、LAVIEが電源オフ状態から起動するまでの時間・5.9秒の間にどれだけ言葉を言えるかという早口対決が行われ、二人「引き分け」となっていました。