ロイヤリティ マーケティングは11月19日、「夫婦仲とお金に関する意識調査」の結果を発表した。調査は10月23日~25日、「Pontaリサーチ」会員の既婚男女1,800名(性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。
調査によると、夫婦仲について「仲が良い」「どちらかというと仲が良い」は、合わせて71.4%。夫婦間の普段の会話について聞くと、仲が良い夫婦は仲が悪い夫婦よりも「お金のこと」について話す割合が31.4ポイントも高いことがわかった。
そこで、配偶者(パートナー)のお金の状況についてどの程度把握しているかを教えてもらったところ、配偶者の収入の総額を「知っている」「何となく知っている」という人は84.6%、貯蓄の額を「知っている」「何となく知っている」は67.1%という結果に。
また、毎月の生活費の分担状況について聞くと、共働き世帯の生活費は「夫がほぼ全額負担」(39.3%)が最も多く、次いで「夫婦共通の財布から支払う」(25.7%)。「夫婦共通の財布から支払う」は、夫婦仲別で「仲が良い」が「仲が良くない」よりも10.4ポイント高かった。
次に、「家庭の将来の貯蓄に不安を感じていますか?」と聞いたところ、58.1%が「不安を感じている」「やや不安を感じている」と回答。不安を感じる理由を聞くと、「十分な老後資金を貯蓄できていないから」(53.4%)、「いくら貯蓄があれば安心できるのか分からず、漠然とした不安があるから」(45.9%)、「年金がもらえるかどうか分からない・心配だから」(45.0%)が多くあがった。