フジテレビ系情報番組『めざまし8』(毎週月~金曜8:00~)では、古市憲寿氏とカズレーザーの企画「突撃!フルレーザー」を、23日に放送する。

  • (左から)カズレーザー、古市憲寿、久慈暁子アナウンサー=フジテレビ提供

この企画は昨年3月に特別番組として放送したが、今回は『めざまし8』の1コーナーとして登場。普段は様々なニュースに対してスタジオでコメントをしている古市とカズレーザーのSPキャスターの2人が、問題を抱える現場へ行ってリアルな実情を学び、改善へのアイデアを当事者に直接伝える。

今回向かった現場は、神奈川県にある「ヒロセ洋菓子店」。いまや簡単にスイーツが購入できる時代。さらに味や見た目の進化もすさまじく、そうした流れに乗れず閉店せざるを得ない個人経営のケーキ店も少なくない。創業43年の「ヒロセ洋菓子店」を営む65歳女性店主に経営状況を伺うと、「1日の売り上げ平均は1万5,000円程度」とかなり苦しい台所事情が明らかに。一方で女性店主には、店を閉めたくないある理由があった。

店主の話、店、そしてケーキの味と「ヒロセ洋菓子店」の現状を知った古市とカズレーザーは、経営改善、集客アップへのアイデアを店主に直接伝える。すると、話し合いの場は想定外の熱い議論に。消えゆく街の味を1人で守り抜く65歳女性店主の熱き思いとは…。

古市は「久しぶりに懐かしい昭和を感じるケーキ屋さんに来ました。ケーキの改善点はたくさんある。でも店主の廣瀬さん自身が、楽しんで働いている様子が印象的でした。たぶん、都会の高級なスイーツ店とはゴールが違うのでしょうね。 “フルレーザー”を呼んでほしい人がいたら『めざまし8』までご連絡ください。きっと何の助けにもなりませんけど」とコメント。

カズレーザーは「冷静に考えれば変えた方がいいことは世の中いっぱいある。政治の世界も社会構造とかもですけど、“でも変わらないものってあるよなぁ”と思いながら、お話を伺いました。売上が伸びることだけが幸せではないと、感じました。“やりがい”ってなんか、無責任に使う言葉ですけど、でも、ホント、そういうことなのかなって思いました。祝日で朝早く起きるのは大変だと思いますが、見てください!」と話している。

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