TOKIOの国分太一が、19日に放送されたラジオ番組『国分太一 Radio Box』(JFN系/毎週金曜21:00~21:55)に出演。デビュー26周年となった記念日に、グループを解散したV6への思いを明かした。

1日に行われたラストライブを鑑賞した国分は、「26年間、V6を続けられたすべてを見ることができました。シンプルにカッコ良かったですね。あの年齢になっても、みんなガムシャラに踊ってる姿だったり、一曲一曲の歌詞のメッセージだったり、そういうものが突き刺さりました」と感無量。「26年続けるって奇跡なんですよ。簡単に26年間、6人だけで突っ走るってできないんですよ。そりゃあ山あり谷あり、色んなことがあったと思います」と続け、「その26年間の集大成を見せることも大切だと思いますし、これが最後だと思ってメンバーもライブを楽しんだと思うので。会場内も本当に温かい空気に包まれていました」としみじみ振り返った。

また、1990年代の懐かしい楽曲を聴き、「ジーンと来るというか。当時のことを思い出したり」とも語った国分。「会場内は泣いてる方もすごくいっぱいいましたけど、6人は最後まで笑顔で完走していた。それがすごく印象的でした」と報告しつつ、「僕の隣に松岡くんがいたんですけど、後半くらいから号泣してて……。誰よりも泣いていたような気がしましたけどね」と明かす場面も。TOKIOとV6、KinKi Kidsは、かつてJ-FRIENDSとしてユニットを組んでいたことから、「ライバルでもあり、同志でもある」と言い、「色んな涙はあったでしょうね。同じ時代を一緒に走り続けたっていうこともありますし」と、自身も胸にくるものがあった様子だった。

さらに国分は、V6の“すごさ”について熱弁。「何がすごいかって、この26年間で暗い話題っていうのがないわけですよ。全部明るい話題だったり」と話し、「誰でもそうだと思うんですけど、毎日の生活のなかで心に寂しさとか溝ができたりする時期がある。そこを、自分たちの曲や番組を通して、V6は必ず埋めてきたわけですよね。それで、明日また頑張ろうと思った人はたくさんいると思う」と、V6の“人となり”を称賛。「V6は解散したとしても、V6が作ってきたものは永遠に消えることがない。その先も、音楽を通して埋めることができる。それを俯瞰で見たときに、カッコイイ人たちだなって思いましたね」と、改めてライブの感想を語っていた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。