『仮面ライダーBLACK SUN』(2022年配信予定)の新情報を公開する『仮面ライダーBLACK SUN キャラクターデザイン発表特別配信番組』が21日にライブ配信され、本作の主演を、俳優の西島秀俊と中村倫也が務めることが発表された。

「仮面ライダー」生誕50周年を記念して、白石和彌監督の指揮のもと製作が発表されていた『仮面ライダーBLACK SUN』。本作の二人の主演として、主人公であるブラックサン(南光太郎)役を白石監督作品初出演の西島秀俊、さらに『仮面ライダーBLACK』でも主人公のライバルとして人気を集めたシャドームーン(秋月信彦)役を中村倫也が演じることが決定した。

二人は共に、仮面ライダー作品初出演となる。同じく初めて仮面ライダー作品を担当する白石監督とともに、優れた演技力でシリアスかつハードな役柄を数多く演じてきた西島と、ミステリアスな雰囲気と独特な存在感で幅広い層に支持される中村が加わることで、シリーズに新たな魅力を強烈に放つ作品が誕生することが大いに期待される。

さらに今回の解禁に際し、二人からのコメント映像が到着。西島は本作について「白石監督なのできっと深い深い社会派の人間ドラマになると思います。大人の皆さんが楽しめる、さらに子どもたちが心の中に仮面ライダーを持って生きられる、そんな作品にします! 全力で、命がけでチャレンジしたいと思っています」と力強いコメントを寄せた。中村は、「白石監督らしく、しっかり人と人の物語や歴史、カタルシス、さらに仮面ライダーの持つかっこよさや、ブラックの持つ痛みなど、たくさん味わえる作品になる予感がしています」と本作への期待を語った。

西島が演じる南光太郎は、日蝕の日に生まれ、怪人たちの頂点である「創世王」の候補となるべく改造された。怪人と人間との狭間で揺れ動く、優しさを胸に抱いた哀しき宿命の戦士。変身することで仮面ライダーBLACK SUNとなる。

一方、中村が演じる秋月信彦は、光太郎と同じ日、同じ時に生まれたもう一人の「創世王」候補。親友として光太郎と共に育った、高潔な心の持ち主。だが、やがてその思想によって光太郎と対立する。変身することで仮面ライダーSHADOWMOONとなる。

さらに、『仮面ライダーBLACK SUN』のティザービジュアルを発表。ティザービジュアルにおけるブラックサンのデザインは、オリジナル作品『仮面ライダーBLACK』から一新され、仮面ライダーでありながらも怪人らしさを感じる、ダークヒーローとしてのスタイリッシュな佇まいが印象的なものとなっている。

(C)石森プロ・ADK EM・東映