プランニングネットワークは11月18日、「海外事業進出先」に関する調査結果を発表した。調査は10月1~4日、コロナ禍に海外事業に興味のある経営者109人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず、「あなたが海外進出先を選ぶ際の条件を教えてください」と聞くと、「治安がいい」(57.8%)、「マーケットが大きい」(54.1%)、「法人設立がしやすい」(44.0%)、「ネット環境が充実している」(37.6%)、「ビザの取得がしやすい」(33.9%)、「人件費が安い」(33.0%)、「英語を話せる人が多い」(31.2%)、「現地に日本人がいる」(29.4%)、「情報の伝達速度が速い」(20.2%)、「時差がない」(10.1%)、「その他」(5.5%)、「分からない」(6.4%)だった。
また、「コロナ禍の今、進出先をすでに検討していますか」と聞いたところ、「既に決まっている」(16.6%)、「検討している」(33.9%)、「検討していない」(49.5%)となった。
そして、既に決まっている、検討していると答えた回答者に「進出先の候補を教えてください」と尋ねると、「マレーシア」(32.7%)、「ベトナム」「タイ」(29.1%)、「アメリカ」(23.6%)、「インドネシア」「中国」「カナダ」(20.0%)、「フィリピン」(18.2%)、「台湾」(14.5%)、「インド」(12.7%)、「ミャンマー」(10.9%)、「メキシコ」「韓国」(9.1%)、「サウジアラビア」「カンボジア」(5.5%)、「モンゴル」(3.6%)、「ブラジル」「南アフリカ」「ロシア」(3.6%)、「その他」(29.1%)という結果だった。