NTTドコモ モバイル社会研究所はこのほど、全国の小中学生の子どもとその保護者を対象に「子どものケータイ利用に関する調査」を実施した。調査は2020年の9月〜10月の期間に行われ、1,100組の有効回答を得た。
まず、自分専用の端末として子どもが所有しているデバイスの種類とその所有率について調査。スマートフォンの所有率は、小学生では3割に満たないものの中学生になると65%にものぼる事が分かった。また、タブレットの所有率に関しては小中学生ともに1割程度であるが、学年が上がるとともに増加傾向が見られた。
次に、小中学生のサービスの利用頻度について調査した。学年別のサービスの利用頻度に関しては、各サービスともに学年が上がるごとに利用割合が増加傾向にあった。中でもYouTubeは小1〜小3で約80%、小4〜小6では87%、中学生では90%と、全学年において多く見られた。
一方で、LINEやInstagram、TwitterやTikTokなどのSNSについては、中学生に上がると利用者割合の増加傾向が見られた。