俳優の駿河太郎が、BS日テレ『BS笑点ドラマスペシャル 笑点をつくった男 立川談志』に主演することが19日、明らかになった。今回の主人公である立川談志さんの没後10年となる今年秋に撮影をスタートし、放送日は故人の誕生日である来年1月2日(19:00~)となる。
2017年から放送されている『BS笑点ドラマシリーズ』の第4弾となる今作。第1弾から立川談志役を務める駿河のほか、笑点メンバー役も前作から引き続き出演する。
さらに新キャストとして篠田麻里子(妻・則子役)、小手伸也(林家三平役)、マギー(朝太…のちの古今亭志ん朝役)が決定。さらに談志の師匠に角野卓造(柳家小さん役)、物語で重要な役割を担う『笑点』現司会者の春風亭昇太(日本テレビプロデューサー・小里光役)、切磋琢磨した盟友に谷原章介(五代目三遊亭圓楽役)といったキャストで、人気番組『笑点』の知られざる創成期、孤高の天才落語家・立川談志の素顔を描く
撮影初日を終え、駿河は「これまでの笑点ドラマシリーズでも談志さん役はやらせてもらっていましたけど、談志さんだけは絶対に主役にせんといてくれとプロデューサーにはずっと言ってたんですよ。こんな難しい役、ないじゃないですか。でも始まってしまったのでやるしかないですよね(笑)。僕は関西人やし、落語がすごく好きな方が見たら絶対に違う!という方もいらっしゃるとは思うんですけど、僕が思う、僕なりの談志さんで納得してください(笑)」とコメント。
篠田は「談志さんのプライベートは知らなかったので、台本を読んで談志さんの意外な一面が沢山あって、物語としてすごく面白いなと思いました。談志さんの世間のイメージを一気に変えるのが奥さんである則子さんの存在だと思うので、楽しみであり、ちょっと不安でもあります。談志さんをズキュンとさせなければいけないプレッシャーは感じましたが、則子さんは女性から見ても素敵な方だなと思いますし、私なりに一生懸命楽しんで演じたいと思います」と話している。