Instagramは11月17日（米国時間）、フィード投稿としてシェアされた15分以下の動画をリール動画としてシェアするテストを日本／インドネシアで開始すると発表した。リールの編集ツールを一部使えるようになるほか、リール専用タブに動画が表示されることでより多くの利用者に再生されるというメリットが期待できる。
最近のInstagamの動画関連の動きとしては、10月よりフィード動画とIGTV動画を「Instagram動画」として統合したことに続くもの。利用者の動画コンテンツ体験をよりシンプルなものにすることを目的としてテストになる。
テスト対象の利用者がフィード投稿として動画をシェアしようとすると、15分以下の動画はすべてリール動画として投稿される。リールと同様に音源を追加したり（60秒以下の動画のみ）、スタンプやテキストなどの編集ツールを利用したりできる。また、利用者のアカウントが公開設定の場合、動画がリール専用タブに表示される可能性があるため、より多くの利用者に見てもらえることを望める。
テスト対象の環境でも、15分より長い動画（最大60分）はリールではなくInstagram動画としてシェアされ、プロフィール上の動画タブに表示される。Instagramライブ／ストーリーズ／ライブ配信のアーカイブ動画などには変更はなく、これらの動画は15分以下でもリール動画として表示されることはない。
Instagramでは、日本／インドネシアで段階的にこのテストを実施し、フィードバックを踏まえて他の国へのテスト拡大や機能の本格導入の時期を決定するとしている。
