ワークスモバイルジャパンは11月17日、「在宅勤務時のコミュニケーション」に関する意識調査の結果を発表した。調査は10月14日〜21日、ビジネスチャットツール導入企業に勤め、週1回以上在宅勤務をしている20代・30代会社員561名を対象にインターネットで行われた。

  • 勤務先の「在宅勤務」に関する社内風土について

    勤務先の「在宅勤務」に関する社内風土について

在宅勤務を行っている20代・30代の会社員に対し、勤務している会社に在宅勤務を行いやすい風土があるかと質問したところ、82.0%が「(やや)あると思う」と回答。理由を聞くと、「上司とのコミュニケーションが取りやすい」(57.8%)、「経営層や上司が在宅勤務を率先垂範」(38.9%)、「部下とのコミュニケーションが取りやすいから」(38.0%)が上位となった。

  • 在宅勤務時のコミュニケーションでストレスを感じることがあるか(相手別)

    在宅勤務時のコミュニケーションでストレスを感じることがあるか(相手別)

続いて、在宅勤務時のコミュニケーションにおいてストレスを感じることがあるかと尋ねたところ、72.9%が「よくある」「ややある」と回答。コミュニケーションの相手別にストレスを感じることがあるかを質問したところ、「上司」とのコミュニケーションで、最多の57.4%となり、次いで「他部署」(45.1%)、「同僚」(41.0%)と続いた。

  • 在宅勤務時のコミュニケーションでストレスを感じる理由

    在宅勤務時のコミュニケーションでストレスを感じる理由

また、ストレスを感じる理由を聞いたところ、「テキストでの連絡ではニュアンスが伝わらない」(54.5%)、「連絡に対する返信が遅い」(43.3%)、「連絡に対して無視をされることがある」(36.7%)が上位に。

そこで、在宅勤務時のコミュニケーションにおいて、自身の連絡に対する上司からの返信がないことがあるかを質問したところ、62.3%が「よくある」「たまにある」と回答。返信がないことによって、56.0%が「心理的ストレスが高まる」と回答した。

  • 在宅勤務時に上司からの返信がないことがあるか

  • 上司からの返信がないことによる影響