知る人ぞ知る最高級クレカブランド「ラグジュアリーカード」。コロナ禍を経た今、天然ダイヤモンドを券面に埋め込んだ最上位カード「Mastercard Black Diamond」を新たにローンチする。完全招待制で、入会金はなんと110万円! 年会費も66万円という国内でも最高峰のクレジットカードだ。
2008年アメリカで誕生し、2016年に日本へ上陸した「ラグジュアリーカード」。会員数は5年で約5倍、新規会員の約半数はミレニアル世代が占めるという、勢いのあるプレミアムカードブランドだ。金属製の券面に加え、美術館の無料鑑賞・映画館のチケット優待、ラグジュアリーホテルでの会員限定イベント(ソーシャルアワー)開催など、ユニークな取り組みが注目されてきた。
これまでカードのラインナップは、年会費5万5,000円のチタンカード、11万円のブラックカード、22万円のゴールドカードの3つだったが、"より上位のカードが欲しい"との会員の声を受け、この度最上位となる「ブラックダイヤモンドカード」がローンチされる。
完全招待制を敷き、日本で最も高い入会金・年会費を設定。券面には天然のダイヤモンドを埋め込むという、これ以上ないラグジュアリーな仕様となっている(同カードのローンチに伴い、ゴールドカード(個人)の招待制を撤廃)。
「クオリティの高いブラックダイヤモンドコミュニティの組織を醸成していくために、人数はかなり制限をし、会員様の横のつながりを強化してまいりたい」と担当者。会員の多様なライフスタイルにフィットした優待内容と会員同士のコミュニティを重視してきた同ブランドのこだわりを存分に体現する形だ。
公開されている主な優待内容は下記の通り。
・大⼿エアライン国際線特典航空券日本-ハワイ便往復ビジネスクラス相当のマイル(年1回)
・GILT目利き担当者が個別のヒアリングからセレクトする究極のカスタマイズギフト(1回15万円相当、年2回)
・国内外で利用できるMarriott GiftCard や東急ホテルズと提携した選べるホテルギフト(最高20万円相当)
・熟練3名が担当者チーム制を組んだBlack Diamond 担当コンシェルジュチーム「Black Diamond Assistant」の利用
・業界最高水準2.0%のポイントプログラム:25万円利用ごとに11,000円分のワインクーポンに交換可能(賞品還元率最大4.4%)。1000万円の納税や経費決済で20万円のキャッシュバックやAmazonギフト券。4社のマイルにも交換可能。
・Black Diamond 会員同志や経営者同士が交流できる場の提供
・パークハイアット東京スパ&フィットネス施設「クラブオンザパーク」の都度料金(5,500円)利用権/毎週1回※入会金、保証金、年会費が不要。
・予約の取りづらいレストランや会員制レストランなどを定期的に確保・優先案内
エアラインやホテルの優待、ギフトの提供、専任コンシェルジュに加え、2%のポイントプログラム(最大で4.4%)も魅力となっている。
「他社と比較して年会費が突出していることはおわかりいただけると思います。マーケットにご紹介されている他社さまの情勢も踏まえながら、ベーシックフィロソフィーとしてある"他にない価値"を提供していきたい」(担当者)。
この他にも、多数の優待・サービスを用意しており、入会時には入会を記念したギフトも進呈されるという。
コロナ禍を経ても入会数の増加と消費が止まらず、各国と比較してもその伸びが顕著だったことを受け、世界に先駆けてのローンチとなった「ブラックダイヤモンドカード」。今後順次、アメリカや中国でのグローバル展開も予定されている。