俳優の稲葉友が、ABCテレビの2022年1月クール新ドラマ『ハレ婚。』(ABCテレビ毎週日曜23:55~、テレビ神奈川毎週火曜23:00~)に出演することが明らかになった。
同作は、過疎化や少子化を防ぐために取り入れられた「ハレ婚(=ハーレム婚)」という一夫多妻制度のもとで結婚生活を送る3人の妻と1人の夫のラブコメディ。2014年より青年漫画誌『ヤングマガジン』(講談社)で連載されていた、累計260万部を突破している同名漫画(NON氏、構成:手塚だい)の実写化となる。
先日、主人公の小春役を島崎遥香が務めることが発表されたが、そんな小春を3人目の妻として迎えるのが、ミステリアスな風貌で怪しさ満点の男・伊達龍之介。すでに2人の妻を持ちながら独特のアプローチで堂々とプロポーズをする龍之介に最初は嫌悪感を抱く小春だが、次第に惹かれていくことに。
龍之介を演じる稲葉は、2010年にドラマ『クローン ベイビー』(TBS)にて俳優デビュー。その後『仮面ライダードライブ』では仮面ライダーマッハ役を好演。今年11月19日には映画『ずっと独身でいるつもり?』が公開、長編映画初主演となる『恋い焦れ歌え』が来春公開予定など、精力的に活動している。
やがて見え隠れする龍之介の過去。ミステリアスで変人で繊細、そして3人の妻を全力で愛する元ピアニスト兼作曲家の龍之介を稲葉がどう演じるのか。幼少期にピアノを習っていた経験もある稲葉が、特技を活かして挑む。そして、セクシーで家事上手の「1人目の妻」ゆず役は、24日に発表される。
■稲葉友 コメント
――まずは、原作を読まれた感想をお聞かせください。
まず設定が面白いなと思いました。そこから展開されていくストーリーや描写にどんどんと引き込まれていきました。読み進めていくうちに登場人物たちそれぞれのバックボーンが明かされていき自然と感情移入してグッとくる場面が多かったですね。
――龍之介は、どんな人物だという印象ですか?
見た目は格好良いし女性を惹きつける魅力のある人ですが、イイ男という枠には収まらない人ですね。足りないところが沢山あって、それがまた愛される要因だと思います。
――ミステリアスなハレ婚夫・龍之介役を演じるにあたって役作りされたことは?
龍之介は言葉の表面だけでは真意を汲み取りきれないものが多いので、根幹にあるものや芯を埋めていく作業を大切に取り組んでいます。
**――ドラマ「ハレ婚」では一夫多妻の複雑で風変わりな結婚生活が描かれますが、ご自身はどのような印象をもたれましたか?
日本においては突飛で非日常的なものだなと思いました。しかしだからこそ自分が日々生きる日常で大切にするべきことが浮き彫りになっていくような印象を受けました。
――最後に視聴者の方へのメッセージをお願いします!
龍之介という人間に寄り添いながら尽くしていきます。是非ともご覧くださいませ。