ALL CONNECTは11月16日、「出社頻度と社内コミュニケーション」に関する調査結果を発表した。調査は11月1日~4日、7月~9月に週平均3日以上リモートワークを実施した、20代~40代のオフィス勤務経験者600名(性年代均等割付)を対象にWEBで行われた。
コロナが収束したら、出社頻度を増やしたいと思うかを聞いたところ、42.5%が「出社頻度を増やしたい」と回答。理由を聞くと、「対面の方が仕事の相談や報告がしやすいから」が最も多く74.5%。次いで「社内の人間関係を大切にしたいから」(41.2%)、「雑談から生まれるアイデアもあると思うから」(33.7%)と続き、特に20代男性は「社内の人間関係を大切にしたいから」が50.8%と半数を超えた。
一方、「恋愛対象となる人に会いたいから」と回答した人はわずか6.3%。そこで、コロナ禍で恋愛する機会が減ったと思うかと尋ねたところ、59.8%が「減ったと思う」と回答。また、「コロナ禍のリモートワークでの職場恋愛はありだと思いますか?」と質問したところ、69.5%が「あり」と回答した。
続いて、「会社から自分が望まない出社を強制された場合、転職を考えると思いますか?」と尋ねたところ、57.0%が「考えると思う」と回答。特に20代では男女共に約7割と高い結果に。
そこで、理想とするリモートワークの頻度を聞いたところ、「週5日以上」(30.5%)が最も多く、次いで「週3日」(22.7%)、「週4日」(17.5%)と続いた一方で、「週2日」(14.7%)と「週1日以下」(7.2%)、「リモートワークはしたくない」(7.5%)を合わせると、約3割が週3日以上出社したいということがわかった。
次に、今年、会社行事としての忘年会があった場合、参加したい形式を聞いたところ、「少人数(部署など)でリアルの場」(40.7%)が最も多く、次いで「少人数(部署など)でオンライン」(24.2%)という結果に。性年代別でみると、「全社員でリアルの場」は20代男性が33.0%と3人に1人が回答した一方、40代女性は10.0%とわずか1割。また、20代女性は「少人数(部署など)でオンライン」が最も多く32.0%だった。