RCL探偵事務所を運営するRCLは、弁護士を対象に「浮気疑惑とその後の行動」に関する調査を実施し、その結果を11月2日に発表した。調査は、10月15日~10月19日の期間、弁護士503人を対象にインターネットで調査した。

  • 「パートナーが浮気した(疑惑がある)際、してはいけない行動を教えてください(上位2つ迄)」

「パートナーが浮気した(疑惑がある)際、してはいけない行動を教えてください(上位1つ迄)」と質問したところ、「浮気(疑惑がある)現場に尾行もしくは突撃する(41.2%)」と回答した人が最も多く、次いで「盗聴器やボイスレコーダーを仕掛ける(28.6%)」「直接問い詰める(24.3%)」と続いた。

未婚男女の回答では、盗聴器やボイスレコーダーを仕掛ける、相手を選ばずに相談するといった行動が上位に挙がっていた一方で、弁護士は、盗聴器やボイスレコーダーを仕掛けることはもちろん、相手を刺激するような行動はしてはいけないと回答した。また、カバンや財布、利用明細といったプライバシーの侵害と捉えられる可能性があるのかもしれないという。

では、そのような行動をした場合どのような事態になる可能性が考えられるのか具体的に聞いみてた。

■信頼関係を失うだけでなく、法に触れてしまう可能性も!?
・逆に訴えられる危険性(40代/男性/東京都)
・警察沙汰になる可能性がある(40代/男性/東京都)
・信頼関係が一気に崩れる(40代/女性/長野県)
・プライバシーの侵害(50代/男性/神奈川県)
などの回答が寄せられた。

浮気(疑惑がある)現場まで尾行や突撃をしたり直接問い詰めたりすると、感情が抑えられずトラブルへと発展し、警察沙汰になる可能性も高まってしまうと言えるそうだ。

また、盗聴器やボイスレコーダーを仕掛けることは、プライバシーの侵害に当たるため訴えられる危険性もあるよう。

  • 「パートナーが浮気した(疑惑がある)際、やっておくべき行動を教えてください(上位2つ迄)」

そこで、「パートナーが浮気した(疑惑がある)際、やっておくべき行動を教えてください(上位2つ迄)」と質問したところ、「浮気の状況を日記などに記録する(32.0%)」と回答した人が最も多く、次いで「弁護士に相談する(31.4%)」「探偵に相談する(26.0%)」と続いた。

未婚男女への調査でも、浮気の状況を日記などに記録すべきと3割以上の人が回答したが、法律の専門家の立場で見てもそれは有効であると言えそうだ。

では、そのような行動をしておくと自分にどのようなメリットがあるのだろうか?

■法に反することなく証拠を集められ、自分が有利になる
・法律に基づいて行動できる(20代/男性/千葉県)
・物的証拠になる(30代/女性/東京都)
・立場が優位になる(40代/男性/神奈川県)
・行動パターンが把握できる(50代/男性/北海道)

などの回答が寄せられた。

浮気の状況を日記などに残すことで、それが証拠となる可能性もあるよう。また、弁護士や探偵に依頼をすることで、相手の行動パターンを把握しながら証拠を集めることができるだけでなく、その後裁判になったとしても、法律に基づいて行動することができると言えそうだ。