ALL CONNECTは11月16日、オフィスでの勤務経験があり、2021年7月~2021年9月の3カ月間で週平均3日以上リモートワークを実施した、全国の20代~40代のリモートワーカー600名を対象に実施した「出社頻度と社内コミュニケーション」をテーマにした調査の結果を発表した。

「コロナが収束したら、今より出社頻度を増やしたいか」という問いに対し、「思う」「やや思う」と回答した人は全体で42.5%となった。「増やしたい」という回答を性別・年代別でみると20代~40代すべてにおいて、女性より男性のほうが多かった。特に20代男性は61.0%と、他の性年代と比べて出社頻度を増やしたいという意向が強かった。

コロナ収束後に“出社頻度を増やしたいと思うと回答した人にその理由を聞いたところ、全体で最も多い回答が「対面の方が仕事の相談や報告がしやすいから」(74.5%)だった。20代男性は「社内の人間関係を大切にしたいから」が50.8%と半数を超える結果となったという。

  • コロナ収束後、今より出社頻度を増やしたいと思う理由をお答えください 資料:ALL CONNECT

また、会社から自分が望まない出社を強制された場合、転職を考えるかを聞いたところ、全体で57.0%が「考えると思う」と回答した。性別・年代別で見ると、20代が男女共に約7割という結果となっており、リモートワークという働き方を変えたくないという思いが他の年代よりも強いことが明らかになった。

  • あなたはお勤めの会社から自分が望まない出社を強制された場合、転職を考えると思いますか 資料:ALL CONNECT

さらに、緊急事態宣言が発令されていない状態での理想のリモートワークの頻度を聞いたところ、「週2日」14.7%、「週1日以下」7.2%、「リモートワークはしたくない」7.5%を合わせると、約3割が週3日以上出社したいという回答が得られたという。