雑誌「ハルメク」を発行するハルメク生きかた上手研究所は、10月8日~10月12日の期間、50~79歳の既婚男女600名を対象に「夫婦関係と生活に関する意識調査」をWEBアンケートを実施。その結果を11月15日に発表した。
はじめに夫婦関係の満足度について調査したところ、満足度は平均74.5%。年代別で見ると70代(79.5%)、60代(77.0%)、50代(67.0%)となり年代が上がるほど満足度は高まる結果に。
また、コロナ禍での配偶者に対する気持ちの変化について調査。コロナ禍を共に過ごすことで「健康でいて欲しいと思うようになった」が33.8%、「存在の大切さを再認識した」が18.7%など、ポジティブな気持ちが増している。
ただし妻は「煩わしさが増した」が12.0%、「価値観の違いを感じた」が11.0%などネガティブな側面も同時に高まっている。
また、へそくりの有無を調査したところ、へそくりがある人は全体のうち41.0%。男性は36.7%に対し女性は45.3%と高めだった。
50~79歳の既婚男女の内、へそくりのある人を対象にへそくり金額を尋ねると、平均558万円だった。また平均額では妻の方が高く、特に60~70代女性の平均額は825万円に達するとのこと。
※: 夫婦関係の満足度は、「満足している」「やや満足している」「どちらともいえない」「あまり満足していない」「満足していない」の5件法で聴取。「満足している」は「満足していている」と「やや満足している」の合計、「満足していない」は「あまり満足していない」と「満足していない」の合計値