ソニーマーケティングは11月15日、海遊館が運営する大阪・吹田市の体感型水族館「NIFREL(ニフレル)」にオープンする新ゾーン「ひびきにふれる」のコンテンツとして、立体音響を活用したインスタレーションを納入したと発表した。

  • 「ひびきにふれる」展示イメージ

    「ひびきにふれる」展示イメージ

「ひびきにふれる」は、期間限定(2021年11月19日~2022年9月4日まで)で公開される新たな展示ゾーン。生きものや環境の多様性に触れ、考えることがコンセプトとなっている。

  • 「ひびきにふれる」ロゴ

    「ひびきにふれる」ロゴ

音の演出では、川のせせらぎや風の音、都会の雑踏といった環境音と、生きものの鳴き声や足音などを、ソニーが培った立体音響ノウハウを用いた12チャンネルの立体音響で表現。来館者の回りを動く音や、上下に移動する音などで臨場感のある音を体験できる。

  • 立体音響のイメージ

    立体音響のイメージ

映像の演出は、天井から放射状に張り巡らされた糸に、それぞれの環境をイメージした色合いの抽象的なプロジェクションマッピングを行うことで、より音に集中し没入できる空間を構築。また、スピーカーから発する微振動を体全体で浴びることからも、“ひびきにふれる”展示を目指した。

ソニーマーケティングは、ソニーグループのクリエイティブセンター、ソニーピーシーエルと共同で、本展示のコンセプトデザイン、映像・音楽コンテンツ制作およびシステム設計を行った。このほか、音響制作をマスターマインドプロダクション、web制作をD2C dotが担当している。