元プロボクサーでタレントのガッツ石松が、14日に放送されるTBS系日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』(毎週日曜21:00~)の第5話に出演する。
原作は、1973年に刊行された小松左京による不朽の名作『日本沈没』。主人公を含め登場人物をオリジナルキャラクターにし、2023年の東京を舞台に展開。原作でも描かれていた環境問題を現代版にアレンジし、沈没という目に見えない危機が迫る中で見出していく希望をテーマに描いている。
先週放送の第4話は、関東沈没がいよいよ始まってしまうという衝撃の展開で幕を閉じた。沿岸部にいた主人公・天海啓示(小栗旬)と椎名実梨(杏)も関東沈没に巻き込まれてしまい、その被害を受ける。そんな中、天海の元妻・香織(比嘉愛未)と娘・茜(宝辺花帆美)、椎名の母・和子(宮崎美子)らが乗った避難バスがトンネル崩落事故に巻き込まれたという情報が入る。椎名はトンネル崩落事故現場に向かうため、絶たれた陸路ではなく海路を探す。漁港を彷徨っている椎名の前に現れたのが、ガッツ石松演じる漁師だった。
ゲスト出演のガッツ石松は、1974年にアジア人初のWBC世界ライト級チャンピオンになった元プロボクサー。実はボクシングで強くなる目的は、有名になって映画に出たいからだったという。引退後はタレント、俳優として長く活動し、NHK連続テレビ小説や大河ドラマなどの出演経験を持つ。バラエティ番組で見せるキャラクターとは違う渋い演技に定評があり、TBS連続ドラマへの出演は、2003年に放送した金曜ドラマ『ブラックジャックによろしく』以来18年ぶりとなる。
本作の出演についてガッツ石松は「杏ちゃんと共演だゾ! うれしいネ。OK牧場!!」とコメント。いくつもの激戦を経験してきたガッツ石松の存在感ある演技に注目だ。
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