俳優の西島秀俊が主演する日本テレビ系ドラマ『真犯人フラグ』(毎週日曜22:30~)の第5話が、きょう14日に放送される。
凌介(西島)は、篤斗(小林優仁)が通うサッカー教室へ向かい、山田(柿澤勇人)に話を聞く。山田によると、篤斗は失踪直前にサッカーボールを持って帰り、真帆(宮沢りえ)と光莉(原菜乃華)と一緒ではなかったという。しかし凌介は、山田の曖昧な答え方に疑念を抱く。サッカー教室を出た凌介を、謎の男(前野朋哉)が見つめていた――。
サッカーボールの一件を凌介から聞いた瑞穂(芳根京子)は、これまでとは少しやり口が違うと指摘。送り付けられた少年の冷凍遺体、建築現場に埋められた光莉のローファー、トンネルに置かれた光莉のスマホ、これらは犯人が自らの身の安全を確保した上で行っている。サッカーボールを蹴りこむ行動は、犯人が凌介の近くまで来る危険を冒している。さらに、凌介が住んでいるのは団地の4階。そこに正確にボールを蹴り入れる能力を持つ人物は、サッカー経験者の可能性が高いと考えられた。
凌介は、ドライブレコーダーに映った真帆と思われる赤い傘の女性と、手をつなぐ篤斗の画像を見直して、何か違和感を覚える。
一方、瑞穂は一星(佐野勇斗)から、オンラインサロンのイベントに誘われた。一星は瑞穂に「同盟を組みたい」と、時と場合によっては凌介抜きで誘拐事件の手掛かりを探すことを持ち掛ける。瑞穂は、一星の申し出を受け入れる。
そんな中、ぷろびん(柄本時生)が新たな動画を投稿。ぷろびんは動画の中で「そろそろ自首する時なんじゃねえのか!」と凌介を攻撃する。動画の元ネタは“関係者が語る、炊飯器旦那への疑惑”というネット記事。凌介が事件の直前に年末の家族旅行をキャンセルしたという旅行会社関係者を名乗る人物の証言を載せていた。ネットでは、動画とネット記事がどんどん拡散されていく。
凌介は、ドライブレコーダーの画像のどこに違和感を覚えるのか、見つけられないでいた。行き詰まった凌介は瑞穂と一星の意見を聞くため、2人を「至上の時」に来てほしいと呼び出す。凌介が出かけようとした時、朋子(桜井ユキ)が訪ねてきて――。