歳を重ねていくと、ふとした瞬間に下の子たちとの“世代間ギャップ”を感じる場面が増えてきます。

別に何も恥ずかしく思う必要などないのですが、ナゼか咄嗟に下の子に話を合わせてしまうことって、ありますよね。

現在ツイッターでは、「犬のかがやき(@inunokagayaki)」さんが描いた、世代間ギャップに関する漫画が共感を呼んでいます。

  • (@inunokagayakiより引用)

以前、1990年代の人気作『封神演義』をイメージして漫画のワンシーンを描いた犬のかがやきさん。

その際、絵を見た人から、2010年代に人気を博した『魔法少女まどか☆マギカ』のオマージュだと勘違いされたそうですが、犬のかがやきさんは特に訂正せず、むしろ「若くみられたい」という思いから、もともと『まどマギ』をオマージュしたフリをしてやりすごしたのだとか。

そんなわかりみの深い心理にツイッター民からは共感が殺到。ツイートは4.4万件のいいねを獲得(11月11日時点)し、多くのコメントも寄せられました。

「最初にそのコマを見た瞬間『あ、妲己ちゃんだ』と思った僕もおじさんです でも、封神演義大好きなので嬉しい気持ちになりました」

「妲己わかりますーーーwwめちゃ世代」

「遡るとそういう絵面はぼくの地球を守ってやレイアースなんかでもありましたね…」

「スッゲェ分かる」

「妲己www絶対同世代だ」

「まどマギのそれも、もしかしたら元は封神演義だったかもしれない。発想は連綿と受け継がれていくんよ」

「笑った 私はエヴァの綾波かもしれん 綾波が地球を包むようなシーンはないんだが」

「いまだにMVのことをPVと言っちゃう。カップルのことをアベックと言い続けるジジババの気持ちがわかってきた」

「若くは見られたいけど、原体験ってなかなか嘘つけないからバレるんだよな(笑)」

また、最近の若者事情に関する報告も数多く寄せられました。

「最近の子に電話とる音マネしてっていうと
プルルルップルルルップルルルッ→ガチャ→もしもし
ではなく
ブーッブーッブーッ(バイブ音)→ピッ→もしもし〜
と言うらしいですね」

「最近悲しかったのは、サブスクで映画観てて『今のシーン少し巻き戻して』と言ったら『は? 』と返された時」

「そう言えば最近、スイッチのカセットて言うてる子いました。親が言うてるからでしょうか?大丈夫だと思います」

「まえに職場で電気ポットを『魔法瓶』って言ったら若い連中に、『ケロ山さん、ほんとは明治生まれっしょ? 』と笑われて、『お湯が冷めないのは魔法だから魔法瓶だろおおお! 』と言い張ったことがあります」

「今年大学1年の女友達は『携帯』って言ってたから、きっと女子高生も言ってるはず…な気がする」

「最近の若い子は『写メ』って言わなくて『写真』っていうよな…って気づいた今日この頃。もはや写真ってメールに添付しないんだろうな」

年齢層によって必ず生じる“世代間ギャップ”。人はつい反射的に「若く見られたい」と考えてしまいますが、一方で、同じ時期に青春時代を過ごした同世代に出会うと、驚くほど話が盛り上がって、それはそれでとても楽しかったりもします。

“世代間ギャップ”というのは決して恥じるものではなく、犬のかがやきさんのように、ネタにして楽しむのが一番面白いのかもしれませんね。