東武鉄道、野岩鉄道、会津鉄道、みなみあいづは12日、日光・鬼怒川エリアで「SL大樹」として活躍中の蒸気機関車C11形325号機と、ディーゼル機関車DE10形1099号機を会津田島駅に展示する地域連携イベントを11月23日に開催すると発表した。

  • 「SL大樹」で活躍する蒸気機関車C11形325号機(イメージ)

このイベントでは、「SL大樹」の運行開始以降、初めて会津田島駅に蒸気機関車を展示。コロナ禍で南会津エリアを訪れる観光客が減少する中、駅前において地域の人々が中心となったおもてなしを実施することで、南会津エリアの魅力を周知するとともに、地域の活性化につなげていくことを目的としている。

展示イベントと地域のおもてなしは11月23日の11時30分から15時まで開催予定。蒸気機関車C11形325号機、ディーゼル機関車DE10形1099号機は会津田島駅3番線に展示され、地域のおもてなしとして地酒や郷土料理などの特産品をふるまい、会津田島太鼓の演奏をはじめ、郷土芸能も披露する。

  • 南会津エリアの特産品イメージ

これに合わせ、11月23日から12月22日まで、記念乗車券「SL大樹C11形325号 会津田島駅特別展示記念乗車券」を東武鉄道の55駅にて1セット1,000円で発売。下今市駅から金額式の大人片道乗車券(600円)、新高徳駅から金額式の大人片道乗車券(200円)、鬼怒川公園駅から金額式の大人片道乗車券(200円)がセットになっている。

浅草駅から350型の貸切列車に乗車し、約4時間かけて会津田島駅へ向かうツアー「『350型電車』に乗って会津田島へ・南会津町郷土のおもてなし・ふるまいを満喫 ~SL大樹&DL大樹もやってくる~」を11月23日に開催。東武トップツアーズのウェブサイトにて募集を行っている。