東北地方に多く存在する日本の伝統工芸品「こけし」。地域によってフォルムが違ったり、作家さんによって表情が違ったりとさまざまなデザインを目にしますが……、今回は、空弾シオンさん(@atago_xion)が旅先で出会った世にも奇妙な(?)こけしを紹介します。

深夜散策しててぶっちぎりで肝が冷えたやつ
(@atago_xionより引用)

電話ボックスを胴体に見立てたのか、上に大きなこけしの頭を乗せた電話ボックス。こけしの表情がライトで浮かび上がっていて、なんとも不気味な雰囲気を漂わせていますね。

ツイ主さんによると、こちらは宮城県大崎市にある「鳴子温泉郷」だそうです。鳴子の特産品といえば「鳴子こけし」、こけしと言えば「鳴子」というくらい東北地方では有名な温泉地なのです。

ただ、この電話ボックスがある場所には、深夜に初訪問してしまったというツイ主さん、思わず二度見してしまったのだとか。昼間に見れば特産品のオブジェだとわかるのですが、夜にみると確かに怖いですね。

この投稿を見た人からも、「ひえぇーー」「めっちゃ怖えーwww」「深夜にこれは怖すぎる…」「なにこの脱出ゲーム感」「電話ボックスに入ったら出れなくなりそう」「絶対デスゲーム始まるやん」「異界感がヤバイ」「怖すぎますね!!」といった反応が続々と寄せられていました。

今どき電話ボックスの存在も珍しいと思うのですが、隣の昭和なポストの存在が、より一層不気味さを増しているようにも感じます。「郵便ポストもこけしだったらさらに恐怖」というコメントもありましたが……、実は、鳴子郵便局のポストがまさにこけし形。

そのほか、公園や駅舎、歩道のポールやマンホールの蓋など、鳴子のあちらこちらに「こけし」が。もちろん、昼間に見るこけし達はとっても可愛らしいのですが、あえて夜に訪れてみるのもいいかもしれませんね。

最後に、今回の投稿に19万超ものいいねが集まるなど、大きな反響が寄せられていることについてツイ主さんに感想をうかがったところ、「ここまで反響あるとは思ってませんでした。このあたりは鳴子含め特色ある温泉街が多いので、観光にいくと楽しめると思います」と話していました。