きょう12日のフジテレビのドキュメンタリー番組『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』(25:05~)では、ジャニーズWEST特集の第3話を放送する。

  • (上段左から)中間淳太、藤井流星、重岡大毅、小瀧望、濱田崇裕 (下段左から)神山智洋、桐山照史=フジテレビ提供

今年に入り、グループの冠番組が全国放送、また個々でもドラマや舞台の主演を務めるなど、躍進めざましいジャニーズWEST。しかし、最年長の中間淳太は「(デビューから)5年くらいは、なかなかの凪(なぎ)の中にいた。追い風も向かい風もない」と語る。そんな中間は、今年に入りクイズ番組への出演オファーが増えている。「他のメンバーは芝居に興味を持っている人が多いけど、全員がそこに行くと渋滞しちゃう。それやったら僕は、自分にしかできないことで勝負しようって、そっちに振り切っていますね」「学生時代より勉強している」と話す中間のノートは、クイズに備えて自ら調べた偉人たちのエピソードや雑学でびっしり埋まっていた。

また、朝のニュース情報番組にコメンテーターとして出演、自らの意見を発信している。中間は「ちゃんと調べて発言もします。僕がいらんことしたら、ジャニーズWEST全体に泥を塗ることになるんで」と、グループへの責任を語った。

9月、桐山照史は主演舞台『赤シャツ』に挑んでいた。中間と桐山は、関西ジャニーズJr.時代に2人で「B.A.D.」としてユニットを組み、以来ずっと活動を共にしてきた。桐山は当時を振り返り「デビューさせてもらうために、ジャニー(喜多川)さんに直談判しにいったんですけど、ダメって言われたら辞めようと思っていた。淳太くんも『俺も辞める』って。淳太くんがいなかったら俺もやる意味ないでしょって」。その直談判は、一旦は却下される。しかし、翌朝2人は、ジャニーさんによる奇跡のような光景を目にすることになる。

その時から、桐山は信念を持って仕事に取り組んでいる。「個人の仕事もグループのためにしかやってない。僕が演じたことで“あの子いいやん”と思ってもらって、それがきっかけでジャニーズWESTの曲を聴いてみようかな、と思ってもらうためにやっている」と語る。

また、グループセンターの重岡大毅は「メンバーって不思議で、家族みたいな、兄弟みたいな、友達みたいな、ライバルみたいな。漂っているんですよ。いろんな場所を。まあ、どんな場所でも、7人でやってりゃ何とかなるって思いますね」と話す。中間は「ドラマの主演やってるメンバーがいて、舞台の主演やっている奴がいて、クイズやってる奴がいて、歌番組で集まった時に『あ!ここ一緒のグループなんや』ってなる。それぞれがアベンジャーズ、そんなグループになりたいです」と意気込む。

メンバーたちが共に歩んできた、決して順調ではなかった時代。そして今、それぞれが抱くグループへの思いと目標が、明らかになる。

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