シチズン2021年秋の新製品を実機写真で！「レディス」編

シチズン2021年秋の新製品、メディア向け説明会で展示された製品を実機写真でご紹介するレポート。前回のメンズ編に続き、レディス編をお届けする。思わずため息の出る美しい色と形状、質感は、我々男性の目をも釘付けにするほど魅力的だ。

「シチズン xC」25周年記念の新コレクションに「サン＆ムーン」

上品で凛としたデザインに、使いやすい機能を兼ね備えた「シチズン xC」（クロスシー）。2021年、ブランド誕生25周年を迎えたことを踏まえ、未来に続く広い大地をコンセプトにした新コレクション「daichi collection」（以下、daichiコレクション）を発表した。その第一弾は太陽と月をモチーフとした4モデル。

左から「EE1004-57A」、「EE1000-58A」、「EE105-54W」

ピンクゴールドケースとアップルレザーバンドの「EE1002-01W」

太陽と月は「成長」の意味を持つという。daichiコレクションは時間の経過と天体の動きを再現する「サン＆ムーン機能」（文字板上の絵表示車で昼夜を表示する機能）を搭載。朝方には夜明けを知らせる流れ星が表示される。

ワールドタイム電波時計でサン＆ムーン機能搭載は、なんと世界初！（シチズン調べ、2021年9月時点）

ワールドタイム用の都市コード「TYO」（東京）の位置には羅針盤のマークを配置

ふくよかなラインをシャープに描くリーフ針も美しい

ケース素材は4モデルともスーパーチタニウム。駆動は光発電エコ・ドライブで、日中米欧に対応する電波時計を搭載。メタルバンドの素材もスーパーチタニウムだが「EE1002-01W」のみサスティナビリティに配慮し、廃棄予定だったリンゴの皮を使った合成皮革（アップルレザーバンド）を採用している。これが非常に軽くて柔らかく、良好な着け心地。これもまた、未来に続く広い大地の象徴だ。

そのほかの機能や仕様などは、別記事『シチズン「xC」、太陽と月をモチーフにした新コレクション「daichi」』をご覧いただきたい。

価格は、サクラ色ケースの「EE1004-57A」と、サクラ色とライトシルバーのバイカラーケースの「EE105-54W」が91,300円、ピンクゴールドケースとアップルレザーバンドの「EE1002-01W」とライトシルバーケースの「EE1000-58A」が88,000円。すべて発売中。

12月5日までの期間、クロスシーのdaichi、mizu、hikariの各コレクション（計12モデル）を対象に、裏ぶたへ好きな文字（2種のフォント、計36文字）を無料で刻印できる「エングレイビングサービス」を実施中。受け取りには申し込みから2～3週間かかる予定とのこと。

また、daichiコレクションの「EE1004-57A」に関して、りゅうずに誕生月の宝石をセットできる追加オプションサービス（費用11,000円）も行っている。これも12月5日まで予定だが、石がなくなりしだい終了予定。

キャンペーン用のりゅうずの石は、12個の誕生石から選択可能

見よこの美しさ！せっかくなら、ぜひとも利用したいオプションだ

水をイメージしたサスティナブルウオッチ

地球をイメージしたサステナブル・レディスウオッチブランド「CITIZEN L」（シチズンエル）。そのシグネーチャーライン「アンビュリナ」に、ニューモデルが登場した。

発売済みの「地」「火」「風」をイメージしたモデルに加え、「水」をイメージした「EG7098-15L」が登場。ダイヤルの12時から6時方向へかけて濃くなっていくブルーのグラデーションは、海底で揺らぐ光を表現している。

「水」をイメージした「EG7098-15L」

「神秘に満ちて美しい地球を未来につなぎたい」との思いから、環境負荷の少ない素材を各所に採用。たとえば、12時位置に輝くダイヤモンドは、環境負荷の少ない人工石「ラボグロウン・ダイヤモンド」だ。

バンドの原料には、ビーチクリーンアップ活動で回収したペットボトルなどをリサイクルした繊維を利用。独特のシボ感あるダークネイビーのテキスタイルバンドは軽快な着け心地ながら、通常の合皮バンドと同等の耐久性を持つ。このバンドは、日本環境設計株式会社と豊島株式会社が推進する海洋ごみ問題に向き合う取り組み、「アップドリフト」の協力のもとに実現した。