スシローで「かにづくし」フェアがスタートした。今回は、すしネタはもちろんサイドメニューに持ち帰り限定商品まで、かにをフルコースで味わえる品揃え。なんでも、今シーズンは1度しかかにのフェアを行わないそう。この機会にたっぷりとかにを食べてきた。

  • スシロー「かにづくし」フェアでかにを食べつくす!

    スシロー「かにづくし」フェアでかにを食べつくす!

今回の「かにづくし」フェアに登場した商品はこちら。新作ネタでは匠の一皿プロジェクトから、「かにしゃぶ」が登場。通常メニューの「数の子松前漬け」にかに身がトッピングされた一皿など、豪華なかにネタが並ぶ。一つずつ見ていこう。

  • 「とやま鮨し人流 蟹すし」(330円)

まずはスシロー史上初だというかにしゃぶから。「とやま鮨し人流 蟹すし」(330円) は、匠の一皿プロジェクトから富山のすしの名店「鮨し人」の木村氏が考案した一皿。本ずわい蟹を提供直前にしゃぶしゃぶしているそうで、熱が少し通ったかにはとろっと柔らかで甘みがより感じられた。かに味噌のソースもかかっているのでかなり贅沢な味わい。もう1貫はかに身にかに味噌を合わせたもので、一皿かにの食べ比べもできる満足度が高いメニューだった。

  • 「かにの内子のせ」(165円)

今回当たりだ! と感じたのは「かにの内子のせ」(165円)。内子(うちこ)とはかにの卵巣部分のことで、希少部位。見た目ではトッピング程度に見えたが、食べてみると旨みが強く、濃厚でコクのあるたまご感のある味だった。かに身とマヨネーズとの組み合わせがまた絶妙で、お酒のアテにもよさそうな一皿。

  • 「本ずわい蟹軍艦」(165円)

「本ずわい蟹軍艦」(165円)は、かに身とかに味噌を一度に味わえる軍艦。本ずわい蟹とあって身はしっとりして甘みがあり、かに味噌の濃厚さは美味。2貫で165円なので、結構お得感あり。本ずわい蟹は旨みが強く、醤油なしでも食べられるほどだった。

  • 「かに松前」(110円)

「かに松前」(110円)は、レギュラーメニューの「数の子松前漬け」にかに身をトッピングした一皿。これでお値段そのままの110円なので、かなりお得なメニューのようだ。数の子のぷちっと弾ける食感にかにが加わり、どこかお正月を感じる味わい。

  • 「かにタルタル」(110円)

こちらはタルタルを合わせた「かにタルタル」(110円)。かにの内子のせでもマヨネーズを使っていたが、さらにたまごがたっぷり入ったタルタルは、噛むたびにじゅわっと食材が口の中でかにと絡み相性が良い。かに身×タルタルは珍しい一皿かと思うので、一度食べてみる価値はありそうだ。

  • 「チリクラブ」(110円)

今回のすしネタの中で風変わりだったのは「チリクラブ」(110円)。かにの食感や旨みを味わいつつも、スパイシーな辛さにブロッコリーが合わさりどこか異国の雰囲気。一味違うかにの楽しみ方ができる一皿。

  • 「かにみそ」(110円)

「かにみそ」(110円)は、たっぷりとかに味噌がのった軍艦。少しかに身も入っているようで、濃厚な味わいをじっくりと味わえる。トッピングのかに味噌も十分おいしいが、思いっきり味わいたいならこの一皿。

サイドメニューも「かに」がたくさん!

サイドメニューでは、定番のカニクリームコロッケのほか、かに味噌ラーメン本ずわい蟹入りの茶わん蒸しが登場する。

  • 「濃厚かに味噌ラーメン」(418円)

個人的に想像以上の仕上がりだったのは「濃厚かに味噌ラーメン」(418円)。ラーメンのスープはかにの出汁がしっかりと出ていて、かに味噌を溶かすととても濃厚な味わいに。スープは飲み干したくなるほどかにの旨み感じられた。トッピングにもかに身がのっているので満足度の高い一杯だった。

  • 「カニクリームコロッケ」(165円)

「カニクリームコロッケ」(165円)は、揚げたてでサクサクの衣がおいしいメニュー。中のカニクリームはたっぷりと詰まっていて、舌触りのよい滑らかさ。熱いうちに食べることをおすすめしたい一皿。

  • 左から「本ずわい蟹のあんかけ茶わん蒸し」「本ずわい蟹の茶わん蒸し」(各264円)

「本ずわい蟹のあんかけ茶わん蒸し」「本ずわい蟹の茶わん蒸し」(各264円)は、豪華にも本ずわい蟹を使っている。出汁のきいた優しい茶わん蒸しは、ほっと一息つきたいときにも。かにの他にほたても入っているので、それなりに食べ応えはあった。

テイクアウト限定「蟹の押し寿司」

かにフェア限定のテイクアウト商品では「蟹の押し寿司」(860円)が登場。かに身をたっぷりとのせて、しゃりにはゴマとガリを混ぜることで、さっぱりと仕上げている。結構ボリュームがあるので自宅でも満足できそうだ。

  • 「蟹の押し寿司」(860円)

期間限定の新商品も要チェック

最後に、かにフェアとともに新商品も食べてきたので紹介しておきたい。

  • 「寒ぶり3種食べ比べ」(330円)

匠の一皿プロジェクトの新作は「寒ぶり3種食べ比べ」(330円)。こちらも富山の「鮨し人」木村氏が考案したもので、寒ぶりを漬け、揚げ、たたきの3種類を食べ比べできる一皿。漬けは玉ねぎがトッピングされて甘めな味付け、揚げはニンニクがきいた味付け、たたきはたくあんと絡めて食感を楽しめてと、それぞれ個性のある1貫だった。

「新物 極いくら」(330円)は、今年獲れた北海道産のいくらを漬けたもの。新物とあってプチプチと弾力あるいくらは味も濃く絶品。

期間限定かつ、1日数量限定な「生本まぐろ大とろ」「生本まぐろ2貫盛り」(各330円)は、島根県の隠岐諸島で育った本まぐろを味わえる。いつものまぐろとは一味違うもっちりとした食感。冷凍せず生で店舗まで届けられているそうで、数量限定なのも納得のおいしさだった。


「かにづくし」フェアに期間限定ネタと盛りだくさんのスシロー。今だけのかにフェアでいろんなかにネタを食べ比べてみてはいかがだろうか。