Claris Connectは、iPaaS (Integration Platform as a Service) としてクラウドおよびオンプレミスの様々なアプリケーションやサービス、データの統合・連携を可能とし、ワークフローを自動化するクラウドベースの統合ソリューション。今回新たに追加されたコネクタにより、ユーザアプリケーションとNAVITIME APIを手軽に連携させられるようになった。

NAVITIME APIコネクタでは、 NAVITIME APIで提供している車や公共交通機関、自転車、徒歩におけるルート検索や、その結果を地図上に表示させるためのルート形状の取得などの機能がアクションとして追加される。NAVITIME API コネクタが提供するアクションは以下の通り。

  • 車の通勤費・ルート検索
  • 車の巡回ルート検索
  • もっとも早く着ける車両検索
  • 徒歩+公共交通のルートプランニング
  • 自転車のルートプランニング
  • 形状取得(車の通勤費・ルート)
  • 形状取得(車の巡回ルート)
  • 形状取得(もっとも早く着ける車両)
  • 形状取得(徒歩+公共交通)
  • 形状取得(自転車)
  • 住所の緯度経度変換
  • 駅/空港名検索
  • 地図スクリプトURLの取得

ユーザーはClaris Connect上でこれらのアクションを1つもしくは複数組み合わせた自動化フローをローコードで作成することにより、 NAVITIME APIの機能をユーザーアプリケーションの中に組み込めるようになる。具体的な利用例として、営業活動の中での顧客訪問ルート計画、顧客への物品納品時の配送ルート計画、デイサービス施設の利用者送迎計画の設計や公共交通機関や高速道路などの移動に伴う費用(経費)計算などが考えられる。

  • NAVITIME APIコネクタを利用した処理フローの一例 (車の巡回ルート検索の場合)

  • Claris Connect上でのアクション設定画面のサンプル