女優の米倉涼子が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』第5話が、きょう11日(21:00~)に放送される。
先週放送の第4話では、内科主導の組織改革を目論む内科部長・蜂須賀隆太郎(野村萬斎)が、因縁の仲だった外科分院長・蛭間重勝(西田敏行)に院長代理の座を譲り、外科&内科統合という組織改革に合意。蜂須賀を本部長に据えた「メディカルソリューション本部」が正式に誕生する。
第5話には、松下奈緒が演じる“ナースX”ことフリーランスのスーパー看護師・那須田灯(なすだあかり)が登場。「看護師役も手術シーンも今回が初体験。“失敗しないナース”ならではの迅速な器械出しは難しく、何回も練習して撮影に臨みました」という松下が、鮮やかなオペ補佐ぶりを体現し、フリーランスの天才外科医・大門未知子(米倉)とバチバチの対決を繰り広げる。
未知子と灯は過去に偶然、とある船内で一緒に急患のオペをしたことがある間柄。圧倒的に不愛想な性格に加え、看護師として超一流の腕を持つ「ナース版・大門未知子」である灯は、未知子にとっても忘れられない存在だ。「東帝大学病院」に雇われた灯は、脳外科医・興梠広(要潤)が執刀医を務めるオペに参加するも、術後に手術ミスが発覚。未知子は急いで原因を究明しようとするが、興梠は自分のミスではないと主張する。どういうわけか何も語ろうとしない灯。そしてこの一件によって誘発された理不尽な事件をめぐり、未知子と灯が真っ向から激突することに。
さらに、このオペでは灯がオペ看を務めていたものの、興梠は身勝手な指示で青森出身の頑張り屋看護師・大間正子(今田美桜)に引き継がせ、術後には手術ミスをしたのは正子だと主張し始める。現在公開中の予告PRでも「私、クビになりました」と悲痛な告白をしている正子。前シリーズで未知子も「一人前」だと認めた正子が、第7シリーズで封印していた津軽弁をさく裂させ、心の奥底から絞り出すように叫ぶ言葉に注目だ。
また、第5話では主題歌「阿修羅ちゃん」を担当しているAdoも声でドラマ初出演を果たす。