ローランドは、コンパクトな筐体に本格的なサウンド詰め込んだ「Roland Boutique(ローランド・ブティーク)シリーズ」に、シンセサイザー「JX-08」と「JD-08」を追加、2021年12月4日より販売を開始する。市場想定価格は、ともに50,600円前後。
「JX-08」は、アナログシンセサイザー「JX-8P」を再現したモデル。当時流行だったフラット・デザインを採用した「JX-8P」本体と、音づくりパートで使用された別売のコントローラー「PG-800」を合体させた仕様となっている。「JX-8P」の特徴にもなっていたコーラスエフェクトに加えてマルチエフェクト、リバーブを新搭載。同時発音数も拡張されている。
「JD-08」は、アナログシンセサイザーの操作性を取り入れたデジタルシンセサイザー「JD-800」を再現したモデル。90年代のヒット曲に数多く使用されたプリセットサウンドを楽しめる。「JD-800」は「JX-8P」のフラット・デザインの逆をいく、数多くのスライダーとノブを配置したデザインが採用され、「音作り」を追求するシンセサイザーの原点回帰であると、当時話題になった。オリジナル機より拡張された同時発音数、2パートのポリフォニックシーケンサーなどの新機能を搭載する。
サイズは、「JX-08」はW300×H47×D128mmで、「JD-08」がW300×H49×D128mm。電池を含んだ質量は、「JX-08」は895gで、「JD-08」が995g。本体のほか、単3形アルカリ電池4本などが付属する。