アイドルグループ・Sexy Zoneの中島健人が10日、都内で行われた「Netflix Festival Japan 2021」に出席。ジャニー喜多川との思い出を語った。

  • 中島健人

Netflix映画『桜のような僕の恋人』(2022年3月24日全世界独占配信)で主演を務める中島は、共演の松本穂香、深川栄洋監督とともに登壇。桜の花びらが舞うような演出の中でステージに登場すると、床に落ちた“花びら”を手にし、「皆さん、桜きれいです」とほほ笑んだ。

2017年に発売され、泣ける恋愛小説として話題となり、さらにTikTokで人気に火が着き発行部数60万部を突破した宇山佳佑氏作の同名小説を映画化。かねてより原作ファンを公言していた中島が主人公・朝倉晴人、松本が有明美咲を演じる。

本作にちなんで自身にとっての運命的な出会いを聞かれると、中島は「ジャニーズ事務所のジャニー社長」と答え、「ジャニーさんと出会って人生を変えた瞬間にたくさん出会えたし、かなり怒られたり注意されたりもしたんですけど、その時間があったからこそ今の自分がいると思っている」と感謝。

また、「僕の出演している作品を見て、『YOUは役者だよ』とおっしゃっていただいたことがとても印象的」と一番印象に残っているジャニーさんの言葉を紹介し、「今この素敵な映画を背負えていることもジャニーさんへの恩返しなのかなと思っています」と語った。

本作は、美容師の美咲(松本)に恋をした晴人(中島)が、目標に向かって頑張る美咲にふさわしい人間になるべく、諦めかけていたカメラマンへの夢を再び追いかけるが、美咲が「人の何十倍も早く老いていく」という難病を発症するというストーリー。好きな人と同じ速度で歳月を重ねることができないという現実を前に晴人と美咲が出した“二人の歩み方”とは……。