コロナ禍によりすっかり我々の生活に定着した食事のデリバリーサービス。テレワークでもオフィスワークでも、ランチなどで日常的に利用している人が多いはず。そんな中、銘店のおせち料理をタクシー乗務員が届けてくれる「おせちデリバリーサービス」が登場した。
タクシーが運んでくれる名店の味わい
Mobility Technologiesが運営するタクシーデリバリー専用アプリ「GO Dine(ゴーダイン)」では、有名店のおせち料理をタクシー乗務員が届けてくれる「おせちデリバリーサービス」の予約受付を、2021年10月中旬より都内一部エリアを対象にスタート。
「GO Dine」は、同社がタクシーアプリ「GO」の運営で培った技術や知見を活かして開発した、日本初のタクシーデリバリーに特化したアプリ。アプリから注文するとプロドライバーであるタクシー乗務員が玄関まで丁寧に届けてくれるのが特長。2021年5月にスタートして以来、アプリを使って手軽に手配ができるとともに、タクシーならではの高級感のあるデリバリーがとてもお客さんに喜ばれているという。特に、誕生日や結婚記念日といった記念日に利用する方が多く、大変好評を得ているそうだ。また、高級レストランからは、「タクシーならば料理を運んでもらってもよい」という声もあったという。
そんな「GO Dine」の新たな試みが「おせちデリバリーサービス」。おせちの予約注文から決済までアプリ内で完結でき、簡単なアプリ操作だけで年末年始におせちが自宅まで届くというもの。多忙な年末に店頭まで受け取りに足を運ぶことなく、自宅で新年を迎える準備をしつつ、受け取って味わうことができるのは嬉しいところだ。
世界的グルメガイドで星を獲得した名店のおせち
予約開始にあたって行われた発表会では、世界的グルメガイドにおいて11年連続で星を獲得している日本料理の名店「分とく山」のおせち料理が、料理長を務める阿南優貴さんによって紹介された。
「分とく山」のおせちは、丹念に作られた33品を詰め込んだこだわりの三段重。2か月かけて仕込み、大みそかに仕上げるという生おせちは、鮮度を大事にすることから、これまで常連客限定で料理長自ら届けたり、当日にお客さんに取りに来ていただいていた。今年は「GO Dine」による配達が可能となり、忙しい大みそかに、料理人たちの気持ちも届けられるサービスとして利用することにしたという。
ほかにも、「日本橋 玉ゐ」「赤坂浅田」「辻留」といった名だたる日本料理店や「ハイアット リージェンシー 東京」「ウェスティンホテル東京」などのホテルレストラン、「富麗華」など中華料理、アメリカで創業したプライムリブ専門店「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」など20店舗以上の銘店の中から選べるおせち料理は、この上ない贅沢さだ。現在予約受付中。2022年のはじまりに自宅でゆっくり、最高の美食を味わってみては?