Clubhouseは11月9日、ルームの録音データをアーカイブ化できる「Replay機能」の提供を、iOS版/Android版双方に順次開始すると発表した。また、ルームに参加したリスナー数を表示する「Total Listener Count」の提供も開始する。
Replay機能は、ルームやClubの主催者が会話を録音し、プロフィールやClubに保存してアーカイブ化できる機能。パブリックルーム(公開ルーム)でのみ利用でき、クリエイターがルーム作成時にReplay機能のオン/オフを選択する。提供開始時点では途中から録音を開始することはできず、ルーム開催中にReplay機能をオフにするとそれまでに録音したデータは削除される。
録音されたデータは、Clubにアーカイブされるだけでなく、当該のルームでスピーカーとして15秒以上発言したとアプリが判断した全ユーザーのプロフィールにもアーカイブされる。Club/ユーザープロフィールにアーカイブされた録音データはいつでも削除できる。また、ルームの作成者は録音データをMP3ファイルとしてダウンロードできるので、Clubhouse以外のプラットフォームで共有することも可能だ。
Replay機能で録音した音声を聴く際には、早送り/早戻しに加え、スピーカーのスキップ機能が利用できるので、好きな話し手の話や重要な部分だけを聴くことができる。
「Total Listener Count」機能は、ルームに参加したユーザーの総数をクリエイターが確認できる機能。ライブ配信に参加したユーザー数だけでなく、Replay機能を利用してルームの会話を聴いたユーザー数も確認できる。この機能を第一歩として、クリエイターがルームのパフォーマンスを分析する機能の向上に取り組んでいくとしている。